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2020.09/23(Wed)

【ネタバレあり】『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に出てきたお花を見てみよう

【!】本稿には『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のネタバレが含まれます。【!】

少しどころか、本編の全体的なお話があります。
ご覧になられる場合は、本編視聴後を強く勧めます
これは、2回目以降の視聴時の解像度を上げるための、作中に登場するお花の話をメインとした個人的解釈を含むオタクの独り言です。

今回はそこまで花花花花してなかったと思ったのだけれど、やはり少ないながらも確かに場面を際立たせていたので、短めではありますが作中に登場したお花について少し触れていこうと思います。
繰り返しになりますが、ネタバレがありますのでご注意を

合わせてどうぞ↓(どちらもネタバレあり)

TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に出てきたお花を見に行こう

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』に出てきたお花を見てみよう



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2020.07/05(Sun)

ここまでも、ここからも、もっと、みんなで、夢、見よう!! / 名取さなちゃんすこすこのすこの巻

あけましておめでとうございます。
れんちーさんだよ。
知ってる人は知っている、little slow stepというサークルで普段水瀬いのりさんの同人誌を作っている者です。

今回の記事は「名取さなちゃんすこすこのすこ」です。唐突ですね。

本稿は本来、いつも弊サークルで最高のイラストを描いてくれるまっつんが夏コミ(C98)で頒布予定だった名取さなちゃん本に寄稿予定だった怪文書を、ネット公開していいよということになり、じゃあとネット向けに加筆修正したものです。コロナがよ……。

そんな感じで、文章に一部堅苦しい部分があるのは、その名残です。
7割くらいは2020年3月~4月頃に書いた誌面掲載予定時の文章が残っています。(最初と最後は概ね書き直してる)
これはなにも小難しいことは言っておらず、単に「名取さなちゃんすこすこのすこ」ってことがすべてです。
見開き分の文量なので短めです。
なので、真面目な顔して頭の悪い感じのことを言ってるオタクを、「うわぁ」と見る感じで、お手柔らかによろしくお願いします。



 この広大なインターネットの片隅に、一人のば~ちゃるな~すが存在する。名を、名取さな。彼女は視聴者を“せんせえ”と総称し、“せんせえ”たちと時に甘やかしあい、時に罵倒しあい、最後は笑い合う──そんな、でっかいラブのぶつかり稽古を日々バーチャルサナトリウムで行っている。現代日本において必須栄養素のひとつとなった名取さなちゃんの魅力やよくわからないことを、ここに記していきたいと思う。

■ おもしれー女

 「おはようございナース!」
 そのひと声で、せんせえと名取さなちゃんの世界は色づき始めます。まずもうこの「ナース」の最後の「スゥ~」がかわいい。待ってました!と待機していたせんせえたちのコメントで、開始数秒後にはコメント欄がプロレス会場に。でもそれもせんせえたちとおもしろおかしく言葉を投げ合ってるうちに、変な引き笑い(すき)(最近多くてたすかる)が響くしあわせ空間になります。名取さなちゃんの配信は、いつもそんなみんなの笑顔で仲良くにっこにこです。

 過去の細かい経歴等は様々なメディアにおまかせしてこの場では割愛致しますが、名取さなちゃんは個人VTuberということもあり、いろいろなことをその身一つで準備・挑戦してきました。その夢を諦めずに立ち上がり、暗中模索する姿には感動を覚えます。それでいて、そういった苦労等はめったに表に出さず、活動の端々で感じさせていくところも好きです。わりとふにゃんふにゃんしてるところもありますが、しっかりとした信念を持って活動している、それが名取さなちゃんです。……などと言っておりますが、私がまず最初に心奪われたのは、声でした。仕方ないね。(これは後述します)

 彼女は特に秀でたゲームスキルで見る者を魅了するわけでもなく、そのかわいい声と煽り煽られスキル、なにそれみたいなダジャレ(褒め言葉)、インターネット文化の歴史に対する造詣の深さ(と言えば聞こえはいいだろうか?)で場を回し一体感を作っていきます。いわゆるネットミームを使いこなす彼女ですが、なんでもかんでもすぐ使う、まるで覚えたての言葉を使いたがるような感じではなく、ものすごく自然にそれを差し込んでくるので、ネタがわかっていても時折それに気付かないことがあります。そんなところからも、彼女の“インターネットを歩んだ歴史”が垣間見えます。また、ちょっとした隙を作るのもうまく、そこを突いてちょっといじわるしたくなってしまうような、そんな愛らしさも魅力のひとつだと思います。それはまるで、思わず「おもしれー女だな」と言ってしまいそうになる漫画のイケメンの気分。そう思った瞬間、既にあなたは名取さなちゃんという存在に堕ちています。

■ インターネットの歴史が繋いだキセキ

 そんな名取さなちゃんは、奇声を上げてふにゃふにゃになってせんせえとプロレスをしている(言い方)ばかりではないのだ。彼女もたまに歌ったりするぞ。

 彼女はこれまで(2020年3月7日時点)に『さなのおうた。』と『PINK,ALL,PINK!』という2曲のオリジナル楽曲を手にしている。特に後者の『PINK,ALL,PINK!』という楽曲は、インターネットの歴史に残る大きな交差・出来事のひとつでもあります。この曲からは“名取さな”という存在、そして彼女の根源であるインターネット史との深い繋がりを感じさせる様々なエッセンスが詰まっている。

 この曲の作詞及び作曲は、女性声優でありシンガーソングライター、音楽プロデューサーの桃井はるこさん。いにしえのインターネットを生き抜いたオタクであれば、“桃井はるこ”という名を知らない者はいないだろう。桃井はるこさんは2000年代のオタク文化、いわゆるインターネット黎明期やアキバ系サブカルチャーの盛り上がり、“萌え”という概念のはじまりを牽引した存在のひとりです。声優として活動を開始する前は、(昨今よく目にするバーチャルとは意味合いは違うが)バーチャルアイドルとして活動していたこともありました。
 名取さなちゃんは、そんな桃井はるこさんの有名なナンバーである、『愛のメディスン』(OVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』オープニングテーマ)をニコニコ超会議へ出演した際にカバーしている。このナース繋がりとは言うものの、予想外の選曲をしてくるところからも、彼女にとって桃井はるこさんは大尊敬している存在のひとりでもあり、いにしえのインターネットを歩んできたことが伝わってくる。(みんなで小麦ちゃん見る会やれたらいいね( ´∀`))
 また、桃井はるこさん自身も、ネットスラングを愛し、それを活用したインターネット上での交流で輪を広げてきた。そういった、インターネットを駆使して戦う姿は、これまでの名取さなちゃんと重なるところも多く、『PINK,ALL,PINK!』での“名取さな×桃井はるこ”というこの奇跡は、この広大なインターネットの歴史が繋いだ必然だったと言っても過言ではない。『PINK,ALL,PINK!』を歌う名取さなちゃん。これはもはや、令和の時代に再臨するナースウィッチ小麦ちゃん……“ナースウィッチ”と“ば~ちゃるな~す”の奇跡のコラボだったのだ。
 インターネット黎明期をたしかに生きてきた名取さなちゃんは、同じ時代を切り開いてきた桃井はるこさんから『PINK,ALL,PINK!』という名の夢のバトンを受け取った。これは、インターネットの歴史に新たなページが刻まれた瞬間である。

 個人的には解像度の低い画像がクルクル回ったり、MSゴシックで歌詞が表示されるFLASH版『PINK,ALL,PINK!』ミュージックビデオが見てみたい。
 え?もうFLASH再生できないって?くぅ~(死)

 はいはいつぎつぎつーぎ。

■ “すき”

 ところで皆さん、ここでひとつ確認しましょう。
 名取さなちゃんはかわいいですね。本当にかわいいです。これは全世界共通の認識かと思います。
 では、名取さなちゃんの“なにが”かわいいのか?その答えを一緒に探ってみましょう。

 まず第一に、声がかわいいですね。声がガチのマジのフルでかわいいです。“声がかわいい”という概念は、一般社会において通じないものではありますが、オタクの皆さんにならすんなり受け入れられる概念かと思われます。声、といってもその音は様々です。会話等で発せられる声、無意識に発せられる相槌の声、喜びや恐怖といった感情から漏れる悲鳴、声にならない声である呻き。名取さなちゃんの喉から発せられる、それらすべての音がとにかくかわいく、愛おしいのです。コメントを読んでる時によく出る「ふんふん」かわいい。あと「アハァー……(ちょっとした“間”)(細くなる目)」が特に好き。最近多い「それどこから声出てるのw」っていう引き笑いも好きすぎて、こっちまで笑顔になってしまう(モニタにオタクの顔が反射して映る図)。時折聞こえてくる、ねこちゃんせんせえの鳴き声もとてもかわいい。好きです。つまるところ、声が天才なのです。ずっと聴いていたい。声出してるのかわいい。

 しかし、それ以上に彼女の配信や動画を見ていて「あ~すこなんだ……」と思ってしまうところ。それは特に雑談のときに感じられる、“隣りにいてくれている”感じ。おとなりなとり。いわゆるガチ恋距離とは違い、物理的ではなく精神的に距離感が近い。それが名取さなちゃんなのだと思います。
 たとえば、ゲームをやっている時。それは名取さなちゃんがワイワイ言いながら楽しんでいるのを隣りで一緒に見ているような錯覚。かわいい。たとえば、お絵かきをしている時。それは彼女がフンフンと描いた絵を横または前で見ながら、たまに見せてくれる「どう?」に「かわいい」と返すような日常の幻視。かわいい。時折発する「うるせ~なぁ~!」や「なんだよー!」、「しょ~がね~な~」みたいなちょっと荒めの口調も相まって、一緒に遊んでいる仲良し、更には過ぎ去りし思い出を彷彿とさせる、幼馴染のような親しみが湧いてくる。それこそが名取さなちゃんとその配信の魅力のひとつであり、「すきだぞ、名取……」とせんせえたちがころっと心を奪われてしまうところなのだと感じます。……そう言うと名取は「うっわwせんせえちょろすぎるんだけどw」と言ってきそうなものですが、それもまた、私からしてみれば「うるせ~なぁ~!(すき)」なんですよね。ずっと隣りにいてほしい……そばにいてくれ名取……。
 そうつまり、これは愛。愛は神。つまり名取さなちゃんはいま神に近づいている。愛される者に神が宿るのではなく、愛する者の精神そのものが神と触れ合う。もはや神となった名取さなちゃんをせんせえも愛する。神は沈黙せず、すぐそばにいる。愛こそが神の証明であり、名取さなちゃんなのだ。

 簡単ではありますが、たったこれだけでも容易に結論が出ましたね。つまり、配信毎にさまざまな表情を見せてくれる名取さなちゃんのすべてがかわいいということです。
 名取さなちゃんは本当に、かわいいですね。

 わけわからんて?感じてくれ頼む。

■ Sana Natori is Internet.

 というわけでね(勝手に配信を終わらせようとするオタク)、名取さなちゃんすこすこのすこって感じの内容でした。本来は人様の御本にお載せていただくということで、非常に丁寧な文章を心がけて書いていたのですが、切り離されてしかもインターネットに放り出されるということで、丁寧なインターネットの文章にいろいろ変えてみました。
 いかがでしたか?名取さなちゃんはかわいい、ということがわかりましたね。名取さなちゃんとはつまりインターネットであり、正しくバーチャルなユーチューバーのひとりだと感じます。もう知ってた?へっ。

 そういえば、ここまでに触れられなかったけれど、書いておきたかったことをひとつだけ。
 『さなのおうた。』の歌詞、エモすぎてせんせえ度々感情になってしまうんよ。特に最後の一節。例えばそれはライブであったり、ラジオであったり。これからこの曲が様々な場所で歌われる・流れる度に、「わたしここまでこれたよ 本当にありがとう」という言葉のもつ意味は大きくなって効いてきます。これは名取さなちゃんが歌うことで本当にズルい(うまい)歌詞になっていると思う。ありがとうはこっちのセリフだよ。絶対またみんなで新しい“ここ”を増やして共有しような……!

 なんかもう、ここに来てまだ「あれも書きたい」「これもある」「それもすきじゃん?」ってのがどんどん湧いてくるのだけれど、またなにかの機会があれば、ということで今回はこのあたりで。

 最後に私が特に好きな配信のリンク置いておきますね。

 ・ 感情を取り戻したオタクの配信はここですか?
 ・ 【お絵描き雑談】LINEすたんぷをつくる❤ふぁむふぁたる❤

 雑談やお絵かきの配信をわりとマジで毎日のように見てる(聴いてる)ので仕事が捗って助かっとるでよ。

 ここまでも、ここからも、自分の道を更に切り開いていくその姿を見ていけたらいいなと思います。
 メガネケース毎日使ってるよ。
 チャンネル登録者数20万人越えおめでとね。
 老人会セトリたすかる。いつか老人ホームのせんせえたちのために歌いに来てね。
 歌いながらふにゃふにゃするの好きになっちゃうからもっとしていいよ。
 無理しすぎないでね。

 それでは、おつかれさな~ばいば~い🍆


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2019.12/24(Tue)

最高の景色をお見せします ──水瀬いのりさんが“そこにいる”本/C97新刊『いのすけーぷ』ノコト

アローラ!
R氏だよ。
今回は冬コミで頒布する弊サークルの新刊『いのすけーぷ』の話を少ししようと思う。

まずは特設サイトを見てくださいませ!




■ どんな本なんですか?

水瀬いのりさん本です(1年ぶり、5度目)

はじめて水瀬いのりさんのことだけを書いた『こえらぶ! Act.02 - いのりのキセキ -』から4年。
よく一緒に作業をするいんやんにも「もう書くことないだろ」とよく言われます。
でも、なんか次から次へと言葉が湧いてくるんです。
だって好きなんだもの。しょーがないしょーがない。

そんな、すっかり水瀬いのりさん本サークルと化した(自分ではそうは思ってない)弊サークルですが、今年は初となる「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」を作りました。
これは、女性声優・水瀬いのりさんがイベントやライブ、フォトブック等で実際に訪れた場所や、プライベート等であり得たかもしれない景色を、実際に現地で撮影した写真とイラストを用いて表現した本です。

ふとなんとなしに見た綺麗な景色、印象的な景観。
そこに自分が好きな人がいたら、より素敵なものになると思いませんか。
そんな中で、どういった表情を見せてくれるかなと、そう考えたことはありませんか。
……え、無い?そうか……無いか……。
いや、あるはず。あるはずです。ありますね!ね!!!
本作はそんな瞬間を切り取った本です。


■ 幻視の旅路

先に述べた通り、本作の景色は「実際に訪れた場所」と「あり得たかもしれない景色」の2種に分けられます。
それはたとえば、ピックアップガールズだったり、ライブを行った場所だったり。
それはたとえば、彼女が散歩好きということから膨らませた妄そ……空想の景色だったり。
「さすがにそんなことはありえないだろう」といった的外れな景色は除外しました。(したつもりです)
ある程度水瀬いのりさんのことを知る人であれば、読んだ時に「あそこね」「これはあの時のか」とフンフンとなっていただけるものになっていると思います。
リアル半分、妄想半分とでも言いましょうか。
まぁまぁバランスは取ったつもりです。

イラストはすべてまっつんによる描き下ろしです。
写真に合わせ込むなどというやったこともない、ウルトラむずいドローテクニックに頭を悩ますことも多かったと思います。
そんななか、様々なイマジナリーいのりさんを共に幻視してくれたことを嬉しく、そしてありがたく思います。
時には「(候補になかった)この写真にこの絵を置きたいんじゃが」「どこに置けるかわからんが、とりあえず絵があればどっかに置いてくれると思って」といった変化球もあり、「なるほどね(焦り)」となったことも。
こういうのが複数人で作る楽しみでもあり、いい相乗効果を生む瞬間でもあります。
いつもと同じようで違う、いろいろな作業があった、なぁ……(遠い目)

写真はすべてR氏が撮りました。
北は北海道、南は沖縄……とまではいきませんが、まぁまぁいろいろなところへ行きバシャバシャと撮りまくりました。
如何せんR氏ときたら、普段は手元の花ばっかり撮ってるもんでして、風景だなんてこれっぽちも撮っておらず、だいぶ悩みました。
更には「そこに人が一人いるだけの空間(=イラストが乗っかる場所)を想定して」だなんて……わからないにも程がある。
写真についてはほんとにドが5兆個くらい付くほどのシロートですが、それならそれなりにと、いろいろ勉強して頑張りました。
この写真がすべての土台になる、というのは自分で始めたこととは言えなかなかのプレッシャーでした。
誰もが見て「映えますなぁ」「美しいですなぁ」というような写真ではありませんが、まぁなんだ、雰囲気でお楽しみいただければ幸いです。


■ いつもの変な長文はないの?

変なってなんだ失礼だな。

もちろん長文もございますよ。
いつもより総文字数や文字がメインのページ数は少ないですが、今回は焦点をかなり絞って、煮詰めに煮詰めたかなり濃い目の内容を2つ書きました。
R汁200%です。きったね。

1つは、やはり今年本を出すのであれば避けては通れない、日本武道館での単独公演についての内容。
いわゆるライブレポートに分類されるのかなとは思いますが、どんな曲やったーとか、こんな衣装がかわいかったーとか、どこどこ行ったこういうツアーだったーとか、そういった普通のことは一切書いていません。
「じゃあ一体何書いたのあんた……(呆れ)」って感じですが、簡単に言うと「あの日見た虹の色の数を君達はまだ知らない」と「夢のつぼみの花はどこに咲いていたのか?」といった内容です。
待って、引かないで……もうちょっと見てって……。
これは、あの日ライブを見ていた時にリアルタイムに思ったことと、後から思い返して気付いた光景をすげー真面目に考えた結果です。
万人が「わかる」「それな」とはならないかもしれないけれど、何かを感じていただければ……嬉しいです、はい……。

もう1つは、彼女の初の試みの1つであった、「作詞」に重きをおいた、概念的なお話。
作詞とは、言葉とは、音楽とは。その原理。
生まれた言葉。その言葉が皆の心にもたらした効果や現象。そして音楽に対して起きた変化。
彼女が歌う音楽を構成する様々な概念について、水瀬いのりさんという人が用いた手法とそこから浮かび上がったものを主として、きっとどこかの何かへと繋がるであろう、未来へ向けた接続章です。
目には見えないけれど、たしかにある流れや感じたことを、短いけれど確かな言葉にしました。

今年あったあれやこれやは、音楽が昇華するにあたって、とても重要なことだったんだよ、って感じのなんかそういうアレがいい感じに伝わればいいんじゃないかな!!!


■ ただの本ではない本ができました

というわけで、簡単ではございますが、こちらが「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」の内容になります。
詳しく(このブログのほうが詳しくない?)は、特設サイトを見てくださいませ!
もう見たよ!という方ももう一度!
いいサイトが作れたと思うんだ~(自画自賛)

Twitterで本誌を指して「こういう頭ヤベーやつがいる/本があるからコミケは行かないといけない」と言ってくれたフォロワーには感謝しかありません。
いや頭ヤベくはな……今回はそう言われても仕方ない。

紙面対象の声優さんが一人だとしても、視野の狭い世界・本にはしたくない。なりたくない。
紙の本という媒体をめくる喜びや幸せを感じてほしい。
そうして様々な形・概念の本を作ってきました。
今回はそんなモノの極みだと思います。

年の瀬ではございますが、当日遊びに来れる方がいらっしゃいましたら、ぜひとも本誌をお手にとってみていただきたいです。
最高の景色をお見せします。
先着で特典ペーパーなんかもあります。
とち狂って、真珠の輝きを持つキラッキラの高級特殊紙に印刷したので、なんだか大変な、ペーパーらしからぬペーパーになっています。
合わせて見てみてね!

ではでは、C97初日、12月28日 (土)の南1ホール「シ-45b」で会いましょう!
サークルは「little slow step」!
合言葉は「クスリかなにかキメてらっしゃいます?」!(やめて)
マップ的には、このへんだよ!

みんなでレッツ幻視!



ちなみに、余ったら後でどこかで通販でもやろうかと思います。
無いとは思いますが、もし無くなったら、すみません。
なに、同人ってのは一期一会の極み。そういうものなのサ!











本に関するあれやこれやもっと突っ込んだ裏話的なのは特設サイトの裏側のどこかにありますので……気になる方は探してみてください。
右クリックして開いたソースの中のどこかのファイルにあるよ。

EDIT  |  17:48 |  お知らせ  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.09/09(Mon)

【ネタバレあり】『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』に出てきたお花を見てみよう

【!】本稿には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』のネタバレが含まれます。【!】

少しどころか、本編の全体的なお話があります。
ご覧になられる場合は、本編視聴後を強く勧めます
これは、2回目以降の視聴時の解像度を上げるための、作中に登場するお花の話をメインとした個人的解釈を含むオタクの独り言です。

繰り返しになりますが、ネタバレがありますのでご注意を

合わせてどうぞ:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に出てきたお花を見に行こう

※ 2019年9月20日:記事中盤に「相反する言葉が彩る物語」を追記



EDIT  |  18:18 |  感想 (その他)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.08/15(Thu)

全人類『映画刀剣乱舞』を見たほうがいい

ドーブライディエン。
R氏だよ。

■ 『映画刀剣乱舞』が凄かった

いろいろありまして、突然ですが『映画刀剣乱舞』を見ました。
でっかい感情になりました……ありがとうございました……。

僕はというと『刀剣乱舞』はサービス開始から半年くらいプレイしていた程度で、その後のメディアミックスについては特にこれといって触れていないのが正直なところ。
舞台やミュージカルなど、いわゆる2.5次元が人気を博していることは知ってはいたが、キャストがそれぞれまるで違うということすらついこの間知ったばかり。
そんな中、Google Play Movieで映画が100円でレンタルできるクーポンがあったので、期限はまだまだ先だけれど何か見ようかしらと思っていたところ、目に入ったんですねこの『映画刀剣乱舞』が。

なんとなしに予告を見ると……

過去を改変することを目的とした時間遡行軍が、“明智光秀が謀反を起こして襲撃した事件「本能寺の変」で、かの戦国大名・織田信長は死ぬ”という歴史を改変しようとする。その試みは過去に送り込まれた刀剣男士によって阻止され、織田信長は歴史通り死ぬことになった……はずだが、戻ってきた彼らの耳に入ったのは“織田信長生存”の一報だった。

というストーリーラインが語られ、「は?バチクソ面白そうやんけ、というかこれノッブが死なずに現代まで行き続けた異聞帯か特異点では?」みたいなことを考えてしまい、じゃじゃじゃじゃあ見ようじゃあないかとなった。実際にはちょっと違うのだけれど。

このブログにたどり着くようなオタクにわかりやすくFGOで言い換えると……

西暦1582年の日本。そこに微小な特異点反応が発見された。時はまさに“本能寺の変”の真っ只中。カルデア一行は完全な特異点へと変貌する前に、織田信長公が死なずに生き延びるという偽りの歴史を生むことで人理を脅かそうとする魔神柱の企てを阻止する。任務完了かと思いきや、帰還後も特異点反応が消えずに残っていた。実はこの特異点の発生には別の目的があり、かの地へ再びレイシフトした彼らを待っていた“歴史”とは……。

的な感じ。
出てくるのはセイバーとランサーしかいないけど。

で映画なんだけど、いや凄いんだって。
何も知らないに等しいくらいの原作知識でも十分楽しめたとか、メインの刀剣男士以外のキャスト陣もしっかりしててよかったとか、それももちろんあるのだけれど、違う言いたいのはもっと別のことなの聞いて。

■ 三日月宗近のジジイ演技力が降霊術かと思うレベルで高い

これなんですよ。
彼は主(時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者)の側近的な存在で、メインで登場する8人の刀剣男士のリーダー的存在。
審神者はおじいちゃん、三日月宗近もおじいちゃん刀、ということでふたりのジジイのやり取りが作中で何度か出てきます。
審神者役の堀内正美さんは69歳ということでごくごく自然なおじいちゃんの語りをされるのですが、三日月宗近演じる鈴木拡樹さんは34歳
でも、だ。そんな約2倍の歳が離れた鈴木拡樹さんのジジイ演技が完全にジジイのそれ。ジジイよりジジイしてる。
あれはなんだ、なんだ……?降霊術かなにかか?完全にジジイが“降りてきてる”んだよ。
鈴木拡樹さん、『アクタージュ』出れますよ。なんなら次章あたりでメインキャラにならん?なんの話だ???
他のキャストの演技もキャラクター理解が深くて、細かい動きのひとつひとつがよく研究されてると素人目にも感じられるのだけれど、鈴木拡樹さん演じる三日月宗近のそれは普通じゃない。おかしい。怖くなってくるくらいに。
「あぁこれが2.5次元ってものなのか」と感動すると同時に、そりゃあ世が夢中にもなるわけだとわかった。

他にも個人的に気に入ったのは鶯丸。
物語後半で戦闘シーンが出てくるのだけれど、その時の殺陣が美しい。あまりにも美しい。
ひらりひらりと蝶のように舞い、バッタバッタと斬り伏せる。美しい。実に美しい。
美しいしか言ってない。

あと薬研藤四郎のふとももね。
あれ誘ってますよね。えっちですよね。
舞台とかだとあのふとももが宙を舞ったりするんですか?まじですか?
いけません、それはいけませんよ……。
はい。

骨喰藤四郎、実は悠木碧さんだったりしません?しねぇか。
いや結構似てると思うんだ。

……
完全に脱線してきたので、ここではひとつ「鈴木拡樹さん(三日月宗近)のジジイ演技がヤバい」ということを覚えて帰ってください。
これはマジで凄い。これだけでも見る価値がある。
ごめんなんかずっと鈴木拡樹さんのこと考えてる。
彼は凄いぞ。

■ この映画の脚本は小林靖子さんなんですよ(力説)

さぁここからはちょっとめんどくさいオタクの話になりますよ覚悟はいいですかいいですね。

本作で脚本を担当された小林靖子さんは平成の特撮オタで知らない人はいないと言っても過言ではないレジェンドです。
予告で「えぇやん」ってなった僕の目に入ってきた次の情報がまさにこの、「脚本 小林靖子」の文字列だった。

彼女の特撮の代表作としては『未来戦隊タイムレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』、『仮面ライダー龍騎』、『仮面ライダー電王』、『仮面ライダーオーズ』、『仮面ライダーアマゾンズ』など。
アニメでもシリーズ構成などで関わっていて、わかりやすいところだと『灼眼のシャナ』や『ジョジョシリーズ』などに参加されてます。

本作はゲーム『刀剣乱舞』を題材とした映画ということで、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーのような長編特撮シリーズとは全く異なりますが、そこで培ったキャラクターの動かし方や配置が垣間見えたりします
三日月宗近は間違いなく戦隊の軸となるキャラクターであり、主人公・レッドです。
その周辺を彩る様々な色のキャラクターそれぞれが彼を信じ、時には言動に疑問を抱きながらも衝突し、乗り越えてゆく。
これぞまさに特撮ヒーローの王道オブ王道。
そのエッセンスはたしかにこの映画のなかでも描かれています。
また、先に挙げた特撮作品にも刀やタイムトラベルものを題材とした作品が多くあり、今回の歴史修正刀レンジャーをまとめあげるのに「脚本 小林靖子」はまさに適任であったと言えるでしょう。
もうひとつ彼女の特徴とも言える属性を持つキャラクターが物語の随所、終盤に出てくるのですが、それはちょっとネタバレになるので、実際に見て探して・感じてみてください。
この『映画刀剣乱舞』という作品を通じて、脚本家・小林靖子さんを知ることが十分にできると思います。

ゆーて『刀剣乱舞』って女性向けコンテンツやろ?それの映画ってやっぱイケメンに囲まれてキャッキャウフフ(死語)なんやろ?って、いや待ってくれや。そんななァ、やっすいメロドラマなんてモンは一切存在しないぞ。
いいか?これは最初から最後までしっかりした時代劇映画・エンターテインメントだ。
小林靖子さんを信じろ。これは、主人公たちが最初から変身済みの戦隊・ライダーなんだよ。

……
あ、ひとつだけオタク早口いいですか。
日本号を演じられてる岩永洋昭さんはですね、小林靖子さんが脚本を多く担当された『仮面ライダーオーズ』に伊達明(仮面ライダーバース)役として出演されていたんですよ。
そんなもんだからさぁ、日本号が出てきた瞬間思わず「伊達さん!?」って声出ちゃったよね。
え?セルメダル出してきて変身しない?キュキュポンッで変身しない?大丈夫?ってなる。仕方ないね。
現行ライダーと前作のライダーが共演する仮面ライダーのクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』の仮面ライダーWとオーズ回でオーズのストーリーもメイン題材は織田信長なんだよ。
「織田信長をホムンクルスとして蘇生させた」ってことから始まる物語なんですよね。書いてて思ったけど意味わかんないねこれ。
で、仮面ライダーバースはこの時のMOVIE大戦シリーズで初めて登場したの。
そんな経緯があって、小林靖子さん脚本作品でまた岩永洋昭さんが出てきた時は思わず「うーーーーーん(オタクの顔つき)」ってなってしまったね。
伊達さんほんまかっこいいからオーズ見たほうがいい。いやそれ抜きにしてもオーズは見たほうがいい。マジで名作だから。長いけど頑張って見よう。
あとついでに、公式トップで見られるメインビジュアルの骨喰藤四郎のポーズを見てくれよ。
これ完全にベルトのコアメダルをスキャンした直後の火野映司のポーズだから。この後タトバ言うから絶対。
そこの君も腕とパンツに夢中になるがいいさ!



………
……


はいというわけでね。『映画刀剣乱舞』を見て、はえーすっごいの見た(語彙)ってなってしまったオタクのなぐり書きでした。
みんなも見よう。いろんなとこで配信されてるから。

Google Play Pointのサービス開始以降、Android端末で何度か課金したことがある人ならクーポン持ってるはずだから、今すぐGoogle Play Movieへアクセスしてほしい。
なんと100円で見られるぞ!!!!!
もし、クーポンが無くても500円で見られます。素晴らしい時代ですね。

ガチャをやめろ、『映画刀剣乱舞』を見ろ。

じゃ僕、もっかいジジイとふともも見てくるから。
みんなも見終わったら話しようぜ。

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