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2020.07/05(Sun)

ここまでも、ここからも、もっと、みんなで、夢、見よう!! / 名取さなちゃんすこすこのすこの巻

あけましておめでとうございます。
れんちーさんだよ。
知ってる人は知っている、little slow stepというサークルで普段水瀬いのりさんの同人誌を作っている者です。

今回の記事は「名取さなちゃんすこすこのすこ」です。唐突ですね。

本稿は本来、いつも弊サークルで最高のイラストを描いてくれるまっつんが夏コミ(C98)で頒布予定だった名取さなちゃん本に寄稿予定だった怪文書を、ネット公開していいよということになり、じゃあとネット向けに加筆修正したものです。コロナがよ……。

そんな感じで、文章に一部堅苦しい部分があるのは、その名残です。
7割くらいは2020年3月~4月頃に書いた誌面掲載予定時の文章が残っています。(最初と最後は概ね書き直してる)
これはなにも小難しいことは言っておらず、単に「名取さなちゃんすこすこのすこ」ってことがすべてです。
見開き分の文量なので短めです。
なので、真面目な顔して頭の悪い感じのことを言ってるオタクを、「うわぁ」と見る感じで、お手柔らかによろしくお願いします。



 この広大なインターネットの片隅に、一人のば~ちゃるな~すが存在する。名を、名取さな。彼女は視聴者を“せんせえ”と総称し、“せんせえ”たちと時に甘やかしあい、時に罵倒しあい、最後は笑い合う──そんな、でっかいラブのぶつかり稽古を日々バーチャルサナトリウムで行っている。現代日本において必須栄養素のひとつとなった名取さなちゃんの魅力やよくわからないことを、ここに記していきたいと思う。

■ おもしれー女

 「おはようございナース!」
 そのひと声で、せんせえと名取さなちゃんの世界は色づき始めます。まずもうこの「ナース」の最後の「スゥ~」がかわいい。待ってました!と待機していたせんせえたちのコメントで、開始数秒後にはコメント欄がプロレス会場に。でもそれもせんせえたちとおもしろおかしく言葉を投げ合ってるうちに、変な引き笑い(すき)(最近多くてたすかる)が響くしあわせ空間になります。名取さなちゃんの配信は、いつもそんなみんなの笑顔で仲良くにっこにこです。

 過去の細かい経歴等は様々なメディアにおまかせしてこの場では割愛致しますが、名取さなちゃんは個人VTuberということもあり、いろいろなことをその身一つで準備・挑戦してきました。その夢を諦めずに立ち上がり、暗中模索する姿には感動を覚えます。それでいて、そういった苦労等はめったに表に出さず、活動の端々で感じさせていくところも好きです。わりとふにゃんふにゃんしてるところもありますが、しっかりとした信念を持って活動している、それが名取さなちゃんです。……などと言っておりますが、私がまず最初に心奪われたのは、声でした。仕方ないね。(これは後述します)

 彼女は特に秀でたゲームスキルで見る者を魅了するわけでもなく、そのかわいい声と煽り煽られスキル、なにそれみたいなダジャレ(褒め言葉)、インターネット文化の歴史に対する造詣の深さ(と言えば聞こえはいいだろうか?)で場を回し一体感を作っていきます。いわゆるネットミームを使いこなす彼女ですが、なんでもかんでもすぐ使う、まるで覚えたての言葉を使いたがるような感じではなく、ものすごく自然にそれを差し込んでくるので、ネタがわかっていても時折それに気付かないことがあります。そんなところからも、彼女の“インターネットを歩んだ歴史”が垣間見えます。また、ちょっとした隙を作るのもうまく、そこを突いてちょっといじわるしたくなってしまうような、そんな愛らしさも魅力のひとつだと思います。それはまるで、思わず「おもしれー女だな」と言ってしまいそうになる漫画のイケメンの気分。そう思った瞬間、既にあなたは名取さなちゃんという存在に堕ちています。

■ インターネットの歴史が繋いだキセキ

 そんな名取さなちゃんは、奇声を上げてふにゃふにゃになってせんせえとプロレスをしている(言い方)ばかりではないのだ。彼女もたまに歌ったりするぞ。

 彼女はこれまで(2020年3月7日時点)に『さなのおうた。』と『PINK,ALL,PINK!』という2曲のオリジナル楽曲を手にしている。特に後者の『PINK,ALL,PINK!』という楽曲は、インターネットの歴史に残る大きな交差・出来事のひとつでもあります。この曲からは“名取さな”という存在、そして彼女の根源であるインターネット史との深い繋がりを感じさせる様々なエッセンスが詰まっている。

 この曲の作詞及び作曲は、女性声優でありシンガーソングライター、音楽プロデューサーの桃井はるこさん。いにしえのインターネットを生き抜いたオタクであれば、“桃井はるこ”という名を知らない者はいないだろう。桃井はるこさんは2000年代のオタク文化、いわゆるインターネット黎明期やアキバ系サブカルチャーの盛り上がり、“萌え”という概念のはじまりを牽引した存在のひとりです。声優として活動を開始する前は、(昨今よく目にするバーチャルとは意味合いは違うが)バーチャルアイドルとして活動していたこともありました。
 名取さなちゃんは、そんな桃井はるこさんの有名なナンバーである、『愛のメディスン』(OVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』オープニングテーマ)をニコニコ超会議へ出演した際にカバーしている。このナース繋がりとは言うものの、予想外の選曲をしてくるところからも、彼女にとって桃井はるこさんは大尊敬している存在のひとりでもあり、いにしえのインターネットを歩んできたことが伝わってくる。(みんなで小麦ちゃん見る会やれたらいいね( ´∀`))
 また、桃井はるこさん自身も、ネットスラングを愛し、それを活用したインターネット上での交流で輪を広げてきた。そういった、インターネットを駆使して戦う姿は、これまでの名取さなちゃんと重なるところも多く、『PINK,ALL,PINK!』での“名取さな×桃井はるこ”というこの奇跡は、この広大なインターネットの歴史が繋いだ必然だったと言っても過言ではない。『PINK,ALL,PINK!』を歌う名取さなちゃん。これはもはや、令和の時代に再臨するナースウィッチ小麦ちゃん……“ナースウィッチ”と“ば~ちゃるな~す”の奇跡のコラボだったのだ。
 インターネット黎明期をたしかに生きてきた名取さなちゃんは、同じ時代を切り開いてきた桃井はるこさんから『PINK,ALL,PINK!』という名の夢のバトンを受け取った。これは、インターネットの歴史に新たなページが刻まれた瞬間である。

 個人的には解像度の低い画像がクルクル回ったり、MSゴシックで歌詞が表示されるFLASH版『PINK,ALL,PINK!』ミュージックビデオが見てみたい。
 え?もうFLASH再生できないって?くぅ~(死)

 はいはいつぎつぎつーぎ。

■ “すき”

 ところで皆さん、ここでひとつ確認しましょう。
 名取さなちゃんはかわいいですね。本当にかわいいです。これは全世界共通の認識かと思います。
 では、名取さなちゃんの“なにが”かわいいのか?その答えを一緒に探ってみましょう。

 まず第一に、声がかわいいですね。声がガチのマジのフルでかわいいです。“声がかわいい”という概念は、一般社会において通じないものではありますが、オタクの皆さんにならすんなり受け入れられる概念かと思われます。声、といってもその音は様々です。会話等で発せられる声、無意識に発せられる相槌の声、喜びや恐怖といった感情から漏れる悲鳴、声にならない声である呻き。名取さなちゃんの喉から発せられる、それらすべての音がとにかくかわいく、愛おしいのです。コメントを読んでる時によく出る「ふんふん」かわいい。あと「アハァー……(ちょっとした“間”)(細くなる目)」が特に好き。最近多い「それどこから声出てるのw」っていう引き笑いも好きすぎて、こっちまで笑顔になってしまう(モニタにオタクの顔が反射して映る図)。時折聞こえてくる、ねこちゃんせんせえの鳴き声もとてもかわいい。好きです。つまるところ、声が天才なのです。ずっと聴いていたい。声出してるのかわいい。

 しかし、それ以上に彼女の配信や動画を見ていて「あ~すこなんだ……」と思ってしまうところ。それは特に雑談のときに感じられる、“隣りにいてくれている”感じ。おとなりなとり。いわゆるガチ恋距離とは違い、物理的ではなく精神的に距離感が近い。それが名取さなちゃんなのだと思います。
 たとえば、ゲームをやっている時。それは名取さなちゃんがワイワイ言いながら楽しんでいるのを隣りで一緒に見ているような錯覚。かわいい。たとえば、お絵かきをしている時。それは彼女がフンフンと描いた絵を横または前で見ながら、たまに見せてくれる「どう?」に「かわいい」と返すような日常の幻視。かわいい。時折発する「うるせ~なぁ~!」や「なんだよー!」、「しょ~がね~な~」みたいなちょっと荒めの口調も相まって、一緒に遊んでいる仲良し、更には過ぎ去りし思い出を彷彿とさせる、幼馴染のような親しみが湧いてくる。それこそが名取さなちゃんとその配信の魅力のひとつであり、「すきだぞ、名取……」とせんせえたちがころっと心を奪われてしまうところなのだと感じます。……そう言うと名取は「うっわwせんせえちょろすぎるんだけどw」と言ってきそうなものですが、それもまた、私からしてみれば「うるせ~なぁ~!(すき)」なんですよね。ずっと隣りにいてほしい……そばにいてくれ名取……。
 そうつまり、これは愛。愛は神。つまり名取さなちゃんはいま神に近づいている。愛される者に神が宿るのではなく、愛する者の精神そのものが神と触れ合う。もはや神となった名取さなちゃんをせんせえも愛する。神は沈黙せず、すぐそばにいる。愛こそが神の証明であり、名取さなちゃんなのだ。

 簡単ではありますが、たったこれだけでも容易に結論が出ましたね。つまり、配信毎にさまざまな表情を見せてくれる名取さなちゃんのすべてがかわいいということです。
 名取さなちゃんは本当に、かわいいですね。

 わけわからんて?感じてくれ頼む。

■ Sana Natori is Internet.

 というわけでね(勝手に配信を終わらせようとするオタク)、名取さなちゃんすこすこのすこって感じの内容でした。本来は人様の御本にお載せていただくということで、非常に丁寧な文章を心がけて書いていたのですが、切り離されてしかもインターネットに放り出されるということで、丁寧なインターネットの文章にいろいろ変えてみました。
 いかがでしたか?名取さなちゃんはかわいい、ということがわかりましたね。名取さなちゃんとはつまりインターネットであり、正しくバーチャルなユーチューバーのひとりだと感じます。もう知ってた?へっ。

 そういえば、ここまでに触れられなかったけれど、書いておきたかったことをひとつだけ。
 『さなのおうた。』の歌詞、エモすぎてせんせえ度々感情になってしまうんよ。特に最後の一節。例えばそれはライブであったり、ラジオであったり。これからこの曲が様々な場所で歌われる・流れる度に、「わたしここまでこれたよ 本当にありがとう」という言葉のもつ意味は大きくなって効いてきます。これは名取さなちゃんが歌うことで本当にズルい(うまい)歌詞になっていると思う。ありがとうはこっちのセリフだよ。絶対またみんなで新しい“ここ”を増やして共有しような……!

 なんかもう、ここに来てまだ「あれも書きたい」「これもある」「それもすきじゃん?」ってのがどんどん湧いてくるのだけれど、またなにかの機会があれば、ということで今回はこのあたりで。

 最後に私が特に好きな配信のリンク置いておきますね。

 ・ 感情を取り戻したオタクの配信はここですか?
 ・ 【お絵描き雑談】LINEすたんぷをつくる❤ふぁむふぁたる❤

 雑談やお絵かきの配信をわりとマジで毎日のように見てる(聴いてる)ので仕事が捗って助かっとるでよ。

 ここまでも、ここからも、自分の道を更に切り開いていくその姿を見ていけたらいいなと思います。
 メガネケース毎日使ってるよ。
 チャンネル登録者数20万人越えおめでとね。
 老人会セトリたすかる。いつか老人ホームのせんせえたちのために歌いに来てね。
 歌いながらふにゃふにゃするの好きになっちゃうからもっとしていいよ。
 無理しすぎないでね。

 それでは、おつかれさな~ばいば~い🍆


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2019.09/09(Mon)

【ネタバレあり】『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』に出てきたお花を見てみよう

【!】本稿には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』のネタバレが含まれます。【!】

少しどころか、本編の全体的なお話があります。
ご覧になられる場合は、本編視聴後を強く勧めます
これは、2回目以降の視聴時の解像度を上げるための、作中に登場するお花の話をメインとした個人的解釈を含むオタクの独り言です。

繰り返しになりますが、ネタバレがありますのでご注意を

合わせてどうぞ:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に出てきたお花を見に行こう

※ 2019年9月20日:記事中盤に「相反する言葉が彩る物語」を追記



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2019.08/15(Thu)

全人類『映画刀剣乱舞』を見たほうがいい

ドーブライディエン。
R氏だよ。

■ 『映画刀剣乱舞』が凄かった

いろいろありまして、突然ですが『映画刀剣乱舞』を見ました。
でっかい感情になりました……ありがとうございました……。

僕はというと『刀剣乱舞』はサービス開始から半年くらいプレイしていた程度で、その後のメディアミックスについては特にこれといって触れていないのが正直なところ。
舞台やミュージカルなど、いわゆる2.5次元が人気を博していることは知ってはいたが、キャストがそれぞれまるで違うということすらついこの間知ったばかり。
そんな中、Google Play Movieで映画が100円でレンタルできるクーポンがあったので、期限はまだまだ先だけれど何か見ようかしらと思っていたところ、目に入ったんですねこの『映画刀剣乱舞』が。

なんとなしに予告を見ると……

過去を改変することを目的とした時間遡行軍が、“明智光秀が謀反を起こして襲撃した事件「本能寺の変」で、かの戦国大名・織田信長は死ぬ”という歴史を改変しようとする。その試みは過去に送り込まれた刀剣男士によって阻止され、織田信長は歴史通り死ぬことになった……はずだが、戻ってきた彼らの耳に入ったのは“織田信長生存”の一報だった。

というストーリーラインが語られ、「は?バチクソ面白そうやんけ、というかこれノッブが死なずに現代まで行き続けた異聞帯か特異点では?」みたいなことを考えてしまい、じゃじゃじゃじゃあ見ようじゃあないかとなった。実際にはちょっと違うのだけれど。

このブログにたどり着くようなオタクにわかりやすくFGOで言い換えると……

西暦1582年の日本。そこに微小な特異点反応が発見された。時はまさに“本能寺の変”の真っ只中。カルデア一行は完全な特異点へと変貌する前に、織田信長公が死なずに生き延びるという偽りの歴史を生むことで人理を脅かそうとする魔神柱の企てを阻止する。任務完了かと思いきや、帰還後も特異点反応が消えずに残っていた。実はこの特異点の発生には別の目的があり、かの地へ再びレイシフトした彼らを待っていた“歴史”とは……。

的な感じ。
出てくるのはセイバーとランサーしかいないけど。

で映画なんだけど、いや凄いんだって。
何も知らないに等しいくらいの原作知識でも十分楽しめたとか、メインの刀剣男士以外のキャスト陣もしっかりしててよかったとか、それももちろんあるのだけれど、違う言いたいのはもっと別のことなの聞いて。

■ 三日月宗近のジジイ演技力が降霊術かと思うレベルで高い

これなんですよ。
彼は主(時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者)の側近的な存在で、メインで登場する8人の刀剣男士のリーダー的存在。
審神者はおじいちゃん、三日月宗近もおじいちゃん刀、ということでふたりのジジイのやり取りが作中で何度か出てきます。
審神者役の堀内正美さんは69歳ということでごくごく自然なおじいちゃんの語りをされるのですが、三日月宗近演じる鈴木拡樹さんは34歳
でも、だ。そんな約2倍の歳が離れた鈴木拡樹さんのジジイ演技が完全にジジイのそれ。ジジイよりジジイしてる。
あれはなんだ、なんだ……?降霊術かなにかか?完全にジジイが“降りてきてる”んだよ。
鈴木拡樹さん、『アクタージュ』出れますよ。なんなら次章あたりでメインキャラにならん?なんの話だ???
他のキャストの演技もキャラクター理解が深くて、細かい動きのひとつひとつがよく研究されてると素人目にも感じられるのだけれど、鈴木拡樹さん演じる三日月宗近のそれは普通じゃない。おかしい。怖くなってくるくらいに。
「あぁこれが2.5次元ってものなのか」と感動すると同時に、そりゃあ世が夢中にもなるわけだとわかった。

他にも個人的に気に入ったのは鶯丸。
物語後半で戦闘シーンが出てくるのだけれど、その時の殺陣が美しい。あまりにも美しい。
ひらりひらりと蝶のように舞い、バッタバッタと斬り伏せる。美しい。実に美しい。
美しいしか言ってない。

あと薬研藤四郎のふとももね。
あれ誘ってますよね。えっちですよね。
舞台とかだとあのふとももが宙を舞ったりするんですか?まじですか?
いけません、それはいけませんよ……。
はい。

骨喰藤四郎、実は悠木碧さんだったりしません?しねぇか。
いや結構似てると思うんだ。

……
完全に脱線してきたので、ここではひとつ「鈴木拡樹さん(三日月宗近)のジジイ演技がヤバい」ということを覚えて帰ってください。
これはマジで凄い。これだけでも見る価値がある。
ごめんなんかずっと鈴木拡樹さんのこと考えてる。
彼は凄いぞ。

■ この映画の脚本は小林靖子さんなんですよ(力説)

さぁここからはちょっとめんどくさいオタクの話になりますよ覚悟はいいですかいいですね。

本作で脚本を担当された小林靖子さんは平成の特撮オタで知らない人はいないと言っても過言ではないレジェンドです。
予告で「えぇやん」ってなった僕の目に入ってきた次の情報がまさにこの、「脚本 小林靖子」の文字列だった。

彼女の特撮の代表作としては『未来戦隊タイムレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』、『仮面ライダー龍騎』、『仮面ライダー電王』、『仮面ライダーオーズ』、『仮面ライダーアマゾンズ』など。
アニメでもシリーズ構成などで関わっていて、わかりやすいところだと『灼眼のシャナ』や『ジョジョシリーズ』などに参加されてます。

本作はゲーム『刀剣乱舞』を題材とした映画ということで、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーのような長編特撮シリーズとは全く異なりますが、そこで培ったキャラクターの動かし方や配置が垣間見えたりします
三日月宗近は間違いなく戦隊の軸となるキャラクターであり、主人公・レッドです。
その周辺を彩る様々な色のキャラクターそれぞれが彼を信じ、時には言動に疑問を抱きながらも衝突し、乗り越えてゆく。
これぞまさに特撮ヒーローの王道オブ王道。
そのエッセンスはたしかにこの映画のなかでも描かれています。
また、先に挙げた特撮作品にも刀やタイムトラベルものを題材とした作品が多くあり、今回の歴史修正刀レンジャーをまとめあげるのに「脚本 小林靖子」はまさに適任であったと言えるでしょう。
もうひとつ彼女の特徴とも言える属性を持つキャラクターが物語の随所、終盤に出てくるのですが、それはちょっとネタバレになるので、実際に見て探して・感じてみてください。
この『映画刀剣乱舞』という作品を通じて、脚本家・小林靖子さんを知ることが十分にできると思います。

ゆーて『刀剣乱舞』って女性向けコンテンツやろ?それの映画ってやっぱイケメンに囲まれてキャッキャウフフ(死語)なんやろ?って、いや待ってくれや。そんななァ、やっすいメロドラマなんてモンは一切存在しないぞ。
いいか?これは最初から最後までしっかりした時代劇映画・エンターテインメントだ。
小林靖子さんを信じろ。これは、主人公たちが最初から変身済みの戦隊・ライダーなんだよ。

……
あ、ひとつだけオタク早口いいですか。
日本号を演じられてる岩永洋昭さんはですね、小林靖子さんが脚本を多く担当された『仮面ライダーオーズ』に伊達明(仮面ライダーバース)役として出演されていたんですよ。
そんなもんだからさぁ、日本号が出てきた瞬間思わず「伊達さん!?」って声出ちゃったよね。
え?セルメダル出してきて変身しない?キュキュポンッで変身しない?大丈夫?ってなる。仕方ないね。
現行ライダーと前作のライダーが共演する仮面ライダーのクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』の仮面ライダーWとオーズ回でオーズのストーリーもメイン題材は織田信長なんだよ。
「織田信長をホムンクルスとして蘇生させた」ってことから始まる物語なんですよね。書いてて思ったけど意味わかんないねこれ。
で、仮面ライダーバースはこの時のMOVIE大戦シリーズで初めて登場したの。
そんな経緯があって、小林靖子さん脚本作品でまた岩永洋昭さんが出てきた時は思わず「うーーーーーん(オタクの顔つき)」ってなってしまったね。
伊達さんほんまかっこいいからオーズ見たほうがいい。いやそれ抜きにしてもオーズは見たほうがいい。マジで名作だから。長いけど頑張って見よう。
あとついでに、公式トップで見られるメインビジュアルの骨喰藤四郎のポーズを見てくれよ。
これ完全にベルトのコアメダルをスキャンした直後の火野映司のポーズだから。この後タトバ言うから絶対。
そこの君も腕とパンツに夢中になるがいいさ!



………
……


はいというわけでね。『映画刀剣乱舞』を見て、はえーすっごいの見た(語彙)ってなってしまったオタクのなぐり書きでした。
みんなも見よう。いろんなとこで配信されてるから。

Google Play Pointのサービス開始以降、Android端末で何度か課金したことがある人ならクーポン持ってるはずだから、今すぐGoogle Play Movieへアクセスしてほしい。
なんと100円で見られるぞ!!!!!
もし、クーポンが無くても500円で見られます。素晴らしい時代ですね。

ガチャをやめろ、『映画刀剣乱舞』を見ろ。

じゃ僕、もっかいジジイとふともも見てくるから。
みんなも見終わったら話しようぜ。

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2019.07/19(Fri)

人生に疲れた時に見るプロテイン/TVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』を見てください┗(⌒)(^ω^)(⌒)┛

君はもうダンベルを持ったか?
R氏だよ。

■ 『ダンベル何キロ持てる?』が面白い

ド頭から単刀直入に言おう。
7月から始まったTVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』が面白い。公式サイト

簡単にあらすじを説明すると……

食べることがとにかく大好きな女子高生・紗倉ひびきが友人である上原彩也香に最近太り気味であることを指摘され、ダイエットのために一念発起するところから物語は始まります。
紗倉ひびきが近所に新しく出来たジム「シルバーマンジム」の見学に行くと、そこには同じ学校に通う文武両道・才色兼備の優等生、奏流院朱美も見学に訪れていました。
こうして、紗倉ひびきは美しい筋肉の世界へと足を踏み入れ、筋トレに励んでいく……。

という感じ。
実に爽やかで、健全・健康的なイントロダクションですね。


■ 筋トレの知識がつくから見たほうがいい

「いや僕/私、別に筋トレとかしねぇし……」などと言い、拒絶するのはあまりにももったいない。

どういうトレーニングがどこに対して効果的なのか、どういった誤りをやりがちなのか……など、筋肉トレーニングの正しい知識を細かいところまでちょっとしたエロス 肉体美を交えて教えてくれる。
筋トレ周りのTIPSも満載。
筋トレの間違ったやり方などは体へ悪い影響をもたらす場合がある。体を壊したら大変だよね。
このアニメはそんなリスク回避にも役に立つぞ。

“体を動かすということ”は死ぬまで一生自分に関係のあること。
そのための正しい知識がここにはある。
知識は決して無駄にならない。
ふとした瞬間に役に立ち、知らず知らずのうちに人生の支えになっているもの、それが知識だ。
かなりふざけたアニメのように見えて……いや実際まぁまぁふざけてはいるのだけれど、普通に勉強になるから凄いぞ。

ドッカンドッカン笑えるようなギャグが満載とかそういうものではないけれど、疲れた時とかにぼんやり見るのに“ちょうどいい”んです。
こういう作品が必要な今の世の中だからこそ、多くの人に見てほしい。
ちょっと疲れちゃったな、しんどいな、って時に見ると元気が出てくるよ。
まさに身も心もリフレッシュ&ビルドアップできる、見るプロテインだ。


■ 放送される曜日/時間がいい

放送局及び時間は以下の通り。

・水曜日
22:30-23:00 AT-X
23:00-23:30 AbemaTV
23:30-24:00 TOKYO MX
24:00-24:30 KBS京都
24:00-24:30 サンテレビジョン
24:00-24:25 バンダイチャンネル
26:05-26:35 テレビ愛知

・木曜日
24:30-25:00 BS11


BS11以外はすべて水曜日のほぼほぼ同じ時間に放送している。
その時間もテレビ愛知を除くと、だいたい22時半~24時半とわりと早い時間。

この放送タイミングがこの筋トレアニメという性質にピッタリなのだ。
「こいついよいよ頭おかしくなったのか?(元からか)」と思われるかもしれないが、よく考えてみてほしい。

カレンダー通りの労働や学業をされているケースの場合。
水曜日・木曜日という、最も肉体的にも精神的にも疲労がたまってしんどい時に、このアニメはやってくる。
難しいことを考える必要はなく、程よい笑いと良質なアニメーションにあなたはきっと癒やされることだろう。
君の腹直筋も喜ぶこと間違いなしだ。
そしてこのアニメを見ながら、少し体を動かしてみるのもいいだろう。
きっと気持ちよく眠れるぞ。

シフト制のケースの場合……?
……。
プ、プライム・ビデオやAbemaTVで好きなタイミングで見ることができるので、疲れた時に見よう!
な!!!


■ 公式がYouTubeにアップしている動画が狂ってる

OP/EDのMV(Muscle Video)がアップされているので、まずはこれを見てほしい。





最高ですね。
EDのMVの後半にあるインタビューが特に好き。かわいい。

他にも、あのなかやまきんに君が出演している「特別トレーニング動画」シリーズがある。
なかやまきんに君が暑苦しいくらいにハッスルするのかと思いきや、彼が筋トレしてるのは第1回だけ。
以降は掛け声出してるだけ。なんだこれ。
現時点(2019/07/19)では第4回まであるので、是非ともdigって見てほしい。
なんだこれってなるぞ。


また、本アニメの次回予告は本放送中にはなく、YouTubeにアップされる。
じゃあ本放送はその時間なにをやってるのか?というと、もちろん筋トレだ
次回予告を削ってまでして筋トレ講座を入れてくるその心意気、実に脳筋 誠に感服する。

でも、これが意外と効果的。
30秒間の時間を使って、短時間でできる効果的な運動を紹介するのに最適な枠、それがこの次回予告の時間だ。
これはただの脳筋にはできない発想。天才のそれに近い。
ライト筋肉ユーザのことも考え、一緒に筋肉を分かち合おうとしてくれるその優しさに思わず目からプロテインが出てしまうね。


■ 今から見るにはどうすればいいですか?

見てみようと思ってくれてありがとう。

現時点(2019/07/19)だと、プライム・ビデオで1話と2話を見て、AbemaTVで3話を見るのが手っ取り早い。
放送はまだ3話が終わったばかり。
見るのは全然遅くない、むしろこれからだ。

TVアニメ『私に天使が舞い降りた!』で世界を感動と興奮の渦に巻き込んだ動画工房が、TVアニメ『うちのメイドがウザすぎる!』で得た筋肉描写のノウハウを存分に活かした、2019年最高の見るプロテイン。
それが『ダンベル何キロ持てる?』だ。
今すぐその手に握り締めてるゲームのコントローラーやスマートフォンをダンベルに持ち替えてこのアニメを見よう。

絶対みんなでゴリマッチョになってダブルバイセップスしような!
┗(⌒)(^ω^)(⌒)┛


僕?僕はゴリマッチョにはなりたくないかな……。


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2019.06/06(Thu)

『私に天使が舞い降りた!』を見て健康で文化的な生活を送ろう

グーテンターク。
R氏だよ。

最近、疲れてませんか?
宿題、課題、試験、労働、家事、生活……つら~い現実、つらいですよね。
今日は日頃みんなが様々な要因で疲弊してしまった時に摂取してほしい作品の紹介をしようと思います。

■ 皆さん『私に天使が舞い降りた!』はご覧になられましたか?

天使、舞い降りてますか?まだ?
結構、各種動画配信サイトで「私に天使が舞い降りた!」と検索してください。それが今あなたがとるべき行動です。
配信されているサービスは列挙するのが面倒になるくらい多く、最も見やすい(と思われる)ところだと、Amazonのプライム・ビデオでも見ることができます。
配信サービスの詳細はこちらをご参照くださいまし。

(この流れどこかで……?)

そんな『私に天使が舞い降りた!(以降、『わたてん』)』のあらすじは、こう。
大学生の星野みやこはある日、小学5年生になる妹のひなたが連れてきたクラスメイトの白咲花に一目惚れをした。みやこは何とかして花と仲良くなろうと画策するが、重度の人見知りである彼女の不器用な行動は、花に警戒心を抱かせるばかりであった。それでもお近づきになりたいと努力するみやこに対し、花は次第に心を開いていく。


………
……


グッド!


いいですねおねロリですよおねロリわかります?

■ 時代の最先端「おねロリ」とは

『わたてん』はいわゆる「おねロリ」に分類される作品です。
「おねロリ」とは、百合に属する一ジャンルで、お姉さんとロリがもにょっとする、なんか、こう、えぇやつのことだ。
昨今ではおねロリ百合アンソロジー『パルフェ』が発刊されるなど、ここ数年でじわじわと盛り上がりを見せている。
ちなみに、ここで言う「おね」とは後者(ロリ)に対する実際のお姉ちゃんとは限らず、要は年上の女性を指すので注意だ。
むしろそっちは「姉ロリ」などと呼ばれることもある。(姉妹百合じゃだめなのか?)(だめなんだよ)(きっと)
日本語って難しいね。

他の「おねロリ」では去年アニメ化もされた『うちのメイドがウザすぎる!』や、よりHENTAI性(not R18)を特化させた『お姉さんは女子小学生に興味があります。』などが現在進行系でシーンを牽引している。
個人的おすすめは「おねロリ」の土台を築き上げた作品のひとつである『柚子森さん』だが……これ以上は完全に脱線してしまうので、「お姉さんとロリの組み合わせって、尊いよな……」とご理解いただけた方は後でググってみてほしい。せめて『柚子森さん』だけでも。頼む。頼む。

■ 『わたてん』を見るという行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒やしと言えるのである

閑話休題。

じゃあ『わたてん』の何がいいの?ってハナシ。
言ってしまえば「え……全部……」で終わってしまうのですが、あまりにもオタクすぎるので少し細分化してみたいと思います。

・キャラがかわいい!

もっ、最高ですね。
お菓子に目がないクソみたいな服を着る花ちゃん、みゃー姉大好きひなた、ひなた大好きでっしょー!乃愛ちゃん、みんなに頼ってもらいたい小依ちゃん、夏音ママ。
みんな個性があってかわいい。
ちゃんと子どもらしさがあってかわいいし、嫌味なキャラクターもいなくてノーストレス。
乃愛ちゃんはひなたが好きすぎてかわいい。ひなたがイケメンすぎるのが悪い。仕方ない。
金髪で小悪魔っぽいのもかわいい。最高。ホワイトリリィ!かわいい。かわいい。語彙?最初からないよ。
ひなた役のリカチマルの目すきすき侍。

・ありがとう動画工房!

ちょっとした動きや仕草があまりにもかわいい。癒やし。ぷにぷにしてる。天使。
ありがとう動画工房。ありがとうめちゃかわジャパニメーション。
画面のどこを見ても幸せがある。こんなこと、誰にでもできることじゃないよ。
過剰な演出やうるさすぎる場面もこれといって特にない。
見ていて、画面にあるものがスルスルっと体に入っていくこの感覚……そう、これが動画工房クオリティ(インターネッツ古語)
見ていて全く疲れない。ここには癒やししかない。
優しい世界。平和の象徴。国宝。文化遺産。世界遺産。真理。
『わたてん』は──まだガンには効かないが、そのうち効くようになる。

動画工房はゆるゆり、GJ部、恋愛ラボ、未確認で進行形、ガヴリールドロップアウト……挙げたらキリがない!これらのアニメを制作してきた制作会社です。
今期の仙狐さんも動画工房だよ。見てね。

・音楽がいい!

OP/EDがとにかく素晴らしい。この手のアニメの声優ユニットソングだからとナメちゃあいけませんよ。
OPの「ぜんぶポイポイポイポーイ!」の「ポーイ!」の抜けの良さは本当に気持ちいいし、スウィングジャズ調のEDは油断すると泣きます。2話の内容からのEDへの流れがエモエモのエモだから歌詞も合わせてよく聴いてほしい。

劇伴制作は伊賀拓郎さん。
鍵盤ハーモニカ等を主体とした、ころころとした音楽がこれまたかわいい。
たしかにそれは、彼女らがいる空間を支え、生きている音楽として物語を彩っている。
主張も激しくなく、正しくBGMをしておられる。劇伴とはかくあるべき。
挿入歌的なものもあるわけですが、それは本編を見てからのお楽しみということで。

実は結構物語構成がいい!

かわいいキャラクターとみゃー姉を中心としたワイワイに30分間完全に意識をもっていかれそうになりますが、1話から12話までしっかりと芯の通ったストーリーラインがあります。

『わたてん』では大学生のみやこと妹・ひなたをキーに、友だちである花ちゃんをはじめ、様々なクラスメイトや母親、みやこの高校時代からの重度のストーカー友だc……違う、部活仲間などが登場し、物語が展開していきます。
怒涛の展開をしたり、毎話がクライマックスだったりといった手に汗握るようなお話は全くない。でも女子小学生の手は握る。すべすべ。

教室で机をくっつけたり、家庭科の授業でお菓子を作ったり、通学路で蜜を吸ったあの花……今は遠き日の思い出が蘇る描写も多数出てきます。
そんな様々な季節の日常が巡っていくなかで、人と出会い、外の世界を知り、ふれあうことでみゃー姉は変わってゆく。
そして辿り着く12話Bパート。すべての答えがここにあります。
この心理描写や作画、構成にはなかなかどうして唸らせられるものがあります。
『わたてん』とは、愛の力によって一人の人間が変わっていく様を描いた成長物語、と言っても過言ではありません。いやほんとに。

ちなみに、最終話12話はAパートも少し特殊。
日常的風景が主だった1話~11話ですが、最後の12話Aパートだけは少し違い、更にここにはちょっとした視覚的トリックも仕込まれています。
それに気付いた時、あなたは自ずと12話をもう一度見て、天使たちの愛の物語の深淵へと引きずり込まれることでしょう。
ここでは12話の考察は行いませんが、場面転換に注目して見ると、その仕掛けに気付くことと思われます。

……

細分化しても結局オタクだった。


『わたてん』は間違いなく、ここ2,3年で見てきたなかでナンバーワンヒット作でした。
なんか、本当に、見ている間だけでなく終わった後の時間も気持ちが楽になる全12話だった……。

泣けるアニメだけがいいアニメなのか?
熱くなれて爽快感のあるアニメだけがいいアニメなのか?
そんなことは決してない。断じてない。
世界観がとてもよく練られた作品だとか、考察が捗る作品だとか、後世に語り継がれるべき作品はそういったものだけではないはずだ。
人間や世に様々な感情があるように、作品にも様々な顔がある。

「おねロリ」、そして『わたてん』。
これは、アニメ・漫画だからこそできる表現と作品世界のひとつだ。
そんな『わたてん』を見終わった後の心に残るほっこりした気持ち。いつの間にか消えている負の感情。
苦しい時やつらい時、挫けそうな時……『わたてん』はあなたの心の支えになってくれると思います。

『わたてん』、是非ご覧ください。

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