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2019.08/15(Thu)

全人類『映画刀剣乱舞』を見たほうがいい

ドーブライディエン。
R氏だよ。

■ 『映画刀剣乱舞』が凄かった

いろいろありまして、突然ですが『映画刀剣乱舞』を見ました。
でっかい感情になりました……ありがとうございました……。

僕はというと『刀剣乱舞』はサービス開始から半年くらいプレイしていた程度で、その後のメディアミックスについては特にこれといって触れていないのが正直なところ。
舞台やミュージカルなど、いわゆる2.5次元が人気を博していることは知ってはいたが、キャストがそれぞれまるで違うということすらついこの間知ったばかり。
そんな中、Google Play Movieで映画が100円でレンタルできるクーポンがあったので、期限はまだまだ先だけれど何か見ようかしらと思っていたところ、目に入ったんですねこの『映画刀剣乱舞』が。

なんとなしに予告を見ると……

過去を改変することを目的とした時間遡行軍が、“明智光秀が謀反を起こして襲撃した事件「本能寺の変」で、かの戦国大名・織田信長は死ぬ”という歴史を改変しようとする。その試みは過去に送り込まれた刀剣男士によって阻止され、織田信長は歴史通り死ぬことになった……はずだが、戻ってきた彼らの耳に入ったのは“織田信長生存”の一報だった。

というストーリーラインが語られ、「は?バチクソ面白そうやんけ、というかこれノッブが死なずに現代まで行き続けた異聞帯か特異点では?」みたいなことを考えてしまい、じゃじゃじゃじゃあ見ようじゃあないかとなった。実際にはちょっと違うのだけれど。

このブログにたどり着くようなオタクにわかりやすくFGOで言い換えると……

西暦1582年の日本。そこに微小な特異点反応が発見された。時はまさに“本能寺の変”の真っ只中。カルデア一行は完全な特異点へと変貌する前に、織田信長公が死なずに生き延びるという偽りの歴史を生むことで人理を脅かそうとする魔神柱の企てを阻止する。任務完了かと思いきや、帰還後も特異点反応が消えずに残っていた。実はこの特異点の発生には別の目的があり、かの地へ再びレイシフトした彼らを待っていた“歴史”とは……。

的な感じ。
出てくるのはセイバーとランサーしかいないけど。

で映画なんだけど、いや凄いんだって。
何も知らないに等しいくらいの原作知識でも十分楽しめたとか、メインの刀剣男士以外のキャスト陣もしっかりしててよかったとか、それももちろんあるのだけれど、違う言いたいのはもっと別のことなの聞いて。

■ 三日月宗近のジジイ演技力が降霊術かと思うレベルで高い

これなんですよ。
彼は主(時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者)の側近的な存在で、メインで登場する8人の刀剣男士のリーダー的存在。
審神者はおじいちゃん、三日月宗近もおじいちゃん刀、ということでふたりのジジイのやり取りが作中で何度か出てきます。
審神者役の堀内正美さんは69歳ということでごくごく自然なおじいちゃんの語りをされるのですが、三日月宗近演じる鈴木拡樹さんは34歳
でも、だ。そんな約2倍の歳が離れた鈴木拡樹さんのジジイ演技が完全にジジイのそれ。ジジイよりジジイしてる。
あれはなんだ、なんだ……?降霊術かなにかか?完全にジジイが“降りてきてる”んだよ。
鈴木拡樹さん、『アクタージュ』出れますよ。なんなら次章あたりでメインキャラにならん?なんの話だ???
他のキャストの演技もキャラクター理解が深くて、細かい動きのひとつひとつがよく研究されてると素人目にも感じられるのだけれど、鈴木拡樹さん演じる三日月宗近のそれは普通じゃない。おかしい。怖くなってくるくらいに。
「あぁこれが2.5次元ってものなのか」と感動すると同時に、そりゃあ世が夢中にもなるわけだとわかった。

他にも個人的に気に入ったのは鶯丸。
物語後半で戦闘シーンが出てくるのだけれど、その時の殺陣が美しい。あまりにも美しい。
ひらりひらりと蝶のように舞い、バッタバッタと斬り伏せる。美しい。実に美しい。
美しいしか言ってない。

あと薬研藤四郎のふとももね。
あれ誘ってますよね。えっちですよね。
舞台とかだとあのふとももが宙を舞ったりするんですか?まじですか?
いけません、それはいけませんよ……。
はい。

骨喰藤四郎、実は悠木碧さんだったりしません?しねぇか。
いや結構似てると思うんだ。

……
完全に脱線してきたので、ここではひとつ「鈴木拡樹さん(三日月宗近)のジジイ演技がヤバい」ということを覚えて帰ってください。
これはマジで凄い。これだけでも見る価値がある。
ごめんなんかずっと鈴木拡樹さんのこと考えてる。
彼は凄いぞ。

■ この映画の脚本は小林靖子さんなんですよ(力説)

さぁここからはちょっとめんどくさいオタクの話になりますよ覚悟はいいですかいいですね。

本作で脚本を担当された小林靖子さんは平成の特撮オタで知らない人はいないと言っても過言ではないレジェンドです。
予告で「えぇやん」ってなった僕の目に入ってきた次の情報がまさにこの、「脚本 小林靖子」の文字列だった。

彼女の特撮の代表作としては『未来戦隊タイムレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』、『仮面ライダー龍騎』、『仮面ライダー電王』、『仮面ライダーオーズ』、『仮面ライダーアマゾンズ』など。
アニメでもシリーズ構成などで関わっていて、わかりやすいところだと『灼眼のシャナ』や『ジョジョシリーズ』などに参加されてます。

本作はゲーム『刀剣乱舞』を題材とした映画ということで、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーのような長編特撮シリーズとは全く異なりますが、そこで培ったキャラクターの動かし方や配置が垣間見えたりします
三日月宗近は間違いなく戦隊の軸となるキャラクターであり、主人公・レッドです。
その周辺を彩る様々な色のキャラクターそれぞれが彼を信じ、時には言動に疑問を抱きながらも衝突し、乗り越えてゆく。
これぞまさに特撮ヒーローの王道オブ王道。
そのエッセンスはたしかにこの映画のなかでも描かれています。
また、先に挙げた特撮作品にも刀やタイムトラベルものを題材とした作品が多くあり、今回の歴史修正刀レンジャーをまとめあげるのに「脚本 小林靖子」はまさに適任であったと言えるでしょう。
もうひとつ彼女の特徴とも言える属性を持つキャラクターが物語の随所、終盤に出てくるのですが、それはちょっとネタバレになるので、実際に見て探して・感じてみてください。
この『映画刀剣乱舞』という作品を通じて、脚本家・小林靖子さんを知ることが十分にできると思います。

ゆーて『刀剣乱舞』って女性向けコンテンツやろ?それの映画ってやっぱイケメンに囲まれてキャッキャウフフ(死語)なんやろ?って、いや待ってくれや。そんななァ、やっすいメロドラマなんてモンは一切存在しないぞ。
いいか?これは最初から最後までしっかりした時代劇映画・エンターテインメントだ。
小林靖子さんを信じろ。これは、主人公たちが最初から変身済みの戦隊・ライダーなんだよ。

……
あ、ひとつだけオタク早口いいですか。
日本号を演じられてる岩永洋昭さんはですね、小林靖子さんが脚本を多く担当された『仮面ライダーオーズ』に伊達明(仮面ライダーバース)役として出演されていたんですよ。
そんなもんだからさぁ、日本号が出てきた瞬間思わず「伊達さん!?」って声出ちゃったよね。
え?セルメダル出してきて変身しない?キュキュポンッで変身しない?大丈夫?ってなる。仕方ないね。
現行ライダーと前作のライダーが共演する仮面ライダーのクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』の仮面ライダーWとオーズ回でオーズのストーリーもメイン題材は織田信長なんだよ。
「織田信長をホムンクルスとして蘇生させた」ってことから始まる物語なんですよね。書いてて思ったけど意味わかんないねこれ。
で、仮面ライダーバースはこの時のMOVIE大戦シリーズで初めて登場したの。
そんな経緯があって、小林靖子さん脚本作品でまた岩永洋昭さんが出てきた時は思わず「うーーーーーん(オタクの顔つき)」ってなってしまったね。
伊達さんほんまかっこいいからオーズ見たほうがいい。いやそれ抜きにしてもオーズは見たほうがいい。マジで名作だから。長いけど頑張って見よう。
あとついでに、公式トップで見られるメインビジュアルの骨喰藤四郎のポーズを見てくれよ。
これ完全にベルトのコアメダルをスキャンした直後の火野映司のポーズだから。この後タトバ言うから絶対。
そこの君も腕とパンツに夢中になるがいいさ!



………
……


はいというわけでね。『映画刀剣乱舞』を見て、はえーすっごいの見た(語彙)ってなってしまったオタクのなぐり書きでした。
みんなも見よう。いろんなとこで配信されてるから。

Google Play Pointのサービス開始以降、Android端末で何度か課金したことがある人ならクーポン持ってるはずだから、今すぐGoogle Play Movieへアクセスしてほしい。
なんと100円で見られるぞ!!!!!
もし、クーポンが無くても500円で見られます。素晴らしい時代ですね。

ガチャをやめろ、『映画刀剣乱舞』を見ろ。

じゃ僕、もっかいジジイとふともも見てくるから。
みんなも見終わったら話しようぜ。

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