2019.12/24(Tue)
最高の景色をお見せします ──水瀬いのりさんが“そこにいる”本/C97新刊『いのすけーぷ』ノコト
アローラ!
R氏だよ。
今回は冬コミで頒布する弊サークルの新刊『いのすけーぷ』の話を少ししようと思う。
まずは特設サイトを見てくださいませ!
■ どんな本なんですか?
水瀬いのりさん本です(1年ぶり、5度目)
はじめて水瀬いのりさんのことだけを書いた『こえらぶ! Act.02 - いのりのキセキ -』から4年。
よく一緒に作業をするいんやんにも「もう書くことないだろ」とよく言われます。
でも、なんか次から次へと言葉が湧いてくるんです。
だって好きなんだもの。しょーがないしょーがない。
そんな、すっかり水瀬いのりさん本サークルと化した(自分ではそうは思ってない)弊サークルですが、今年は初となる「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」を作りました。
これは、女性声優・水瀬いのりさんがイベントやライブ、フォトブック等で実際に訪れた場所や、プライベート等であり得たかもしれない景色を、実際に現地で撮影した写真とイラストを用いて表現した本です。
ふとなんとなしに見た綺麗な景色、印象的な景観。
そこに自分が好きな人がいたら、より素敵なものになると思いませんか。
そんな中で、どういった表情を見せてくれるかなと、そう考えたことはありませんか。
……え、無い?そうか……無いか……。
いや、あるはず。あるはずです。ありますね!ね!!!
本作はそんな瞬間を切り取った本です。
■ 幻視の旅路
先に述べた通り、本作の景色は「実際に訪れた場所」と「あり得たかもしれない景色」の2種に分けられます。
それはたとえば、ピックアップガールズだったり、ライブを行った場所だったり。
それはたとえば、彼女が散歩好きということから膨らませた妄そ……空想の景色だったり。
「さすがにそんなことはありえないだろう」といった的外れな景色は除外しました。(したつもりです)
ある程度水瀬いのりさんのことを知る人であれば、読んだ時に「あそこね」「これはあの時のか」とフンフンとなっていただけるものになっていると思います。
リアル半分、妄想半分とでも言いましょうか。
まぁまぁバランスは取ったつもりです。
イラストはすべてまっつんによる描き下ろしです。
写真に合わせ込むなどというやったこともない、ウルトラむずいドローテクニックに頭を悩ますことも多かったと思います。
そんななか、様々なイマジナリーいのりさんを共に幻視してくれたことを嬉しく、そしてありがたく思います。
時には「(候補になかった)この写真にこの絵を置きたいんじゃが」「どこに置けるかわからんが、とりあえず絵があればどっかに置いてくれると思って」といった変化球もあり、「なるほどね(焦り)」となったことも。
こういうのが複数人で作る楽しみでもあり、いい相乗効果を生む瞬間でもあります。
いつもと同じようで違う、いろいろな作業があった、なぁ……(遠い目)
写真はすべてR氏が撮りました。
北は北海道、南は沖縄……とまではいきませんが、まぁまぁいろいろなところへ行きバシャバシャと撮りまくりました。
如何せんR氏ときたら、普段は手元の花ばっかり撮ってるもんでして、風景だなんてこれっぽちも撮っておらず、だいぶ悩みました。
更には「そこに人が一人いるだけの空間(=イラストが乗っかる場所)を想定して」だなんて……わからないにも程がある。
写真についてはほんとにドが5兆個くらい付くほどのシロートですが、それならそれなりにと、いろいろ勉強して頑張りました。
この写真がすべての土台になる、というのは自分で始めたこととは言えなかなかのプレッシャーでした。
誰もが見て「映えますなぁ」「美しいですなぁ」というような写真ではありませんが、まぁなんだ、雰囲気でお楽しみいただければ幸いです。
■ いつもの変な長文はないの?
変なってなんだ失礼だな。
もちろん長文もございますよ。
いつもより総文字数や文字がメインのページ数は少ないですが、今回は焦点をかなり絞って、煮詰めに煮詰めたかなり濃い目の内容を2つ書きました。
R汁200%です。きったね。
1つは、やはり今年本を出すのであれば避けては通れない、日本武道館での単独公演についての内容。
いわゆるライブレポートに分類されるのかなとは思いますが、どんな曲やったーとか、こんな衣装がかわいかったーとか、どこどこ行ったこういうツアーだったーとか、そういった普通のことは一切書いていません。
「じゃあ一体何書いたのあんた……(呆れ)」って感じですが、簡単に言うと「あの日見た虹の色の数を君達はまだ知らない」と「夢のつぼみの花はどこに咲いていたのか?」といった内容です。
待って、引かないで……もうちょっと見てって……。
これは、あの日ライブを見ていた時にリアルタイムに思ったことと、後から思い返して気付いた光景をすげー真面目に考えた結果です。
万人が「わかる」「それな」とはならないかもしれないけれど、何かを感じていただければ……嬉しいです、はい……。
もう1つは、彼女の初の試みの1つであった、「作詞」に重きをおいた、概念的なお話。
作詞とは、言葉とは、音楽とは。その原理。
生まれた言葉。その言葉が皆の心にもたらした効果や現象。そして音楽に対して起きた変化。
彼女が歌う音楽を構成する様々な概念について、水瀬いのりさんという人が用いた手法とそこから浮かび上がったものを主として、きっとどこかの何かへと繋がるであろう、未来へ向けた接続章です。
目には見えないけれど、たしかにある流れや感じたことを、短いけれど確かな言葉にしました。
今年あったあれやこれやは、音楽が昇華するにあたって、とても重要なことだったんだよ、って感じのなんかそういうアレがいい感じに伝わればいいんじゃないかな!!!
■ ただの本ではない本ができました
というわけで、簡単ではございますが、こちらが「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」の内容になります。
詳しく(このブログのほうが詳しくない?)は、特設サイトを見てくださいませ!
もう見たよ!という方ももう一度!
いいサイトが作れたと思うんだ~(自画自賛)
Twitterで本誌を指して「こういう頭ヤベーやつがいる/本があるからコミケは行かないといけない」と言ってくれたフォロワーには感謝しかありません。
いや頭ヤベくはな……今回はそう言われても仕方ない。
紙面対象の声優さんが一人だとしても、視野の狭い世界・本にはしたくない。なりたくない。
紙の本という媒体をめくる喜びや幸せを感じてほしい。
そうして様々な形・概念の本を作ってきました。
今回はそんなモノの極みだと思います。
年の瀬ではございますが、当日遊びに来れる方がいらっしゃいましたら、ぜひとも本誌をお手にとってみていただきたいです。
最高の景色をお見せします。
先着で特典ペーパーなんかもあります。
とち狂って、真珠の輝きを持つキラッキラの高級特殊紙に印刷したので、なんだか大変な、ペーパーらしからぬペーパーになっています。
合わせて見てみてね!
ではでは、C97初日、12月28日 (土)の南1ホール「シ-45b」で会いましょう!
サークルは「little slow step」!
合言葉は「クスリかなにかキメてらっしゃいます?」!(やめて)
マップ的には、このへんだよ!
みんなでレッツ幻視!
ちなみに、余ったら後でどこかで通販でもやろうかと思います。
無いとは思いますが、もし無くなったら、すみません。
なに、同人ってのは一期一会の極み。そういうものなのサ!
本に関するあれやこれやもっと突っ込んだ裏話的なのは特設サイトの裏側のどこかにありますので……気になる方は探してみてください。
右クリックして開いたソースの中のどこかのファイルにあるよ。
R氏だよ。
今回は冬コミで頒布する弊サークルの新刊『いのすけーぷ』の話を少ししようと思う。
まずは特設サイトを見てくださいませ!
■ どんな本なんですか?
水瀬いのりさん本です(1年ぶり、5度目)
はじめて水瀬いのりさんのことだけを書いた『こえらぶ! Act.02 - いのりのキセキ -』から4年。
よく一緒に作業をするいんやんにも「もう書くことないだろ」とよく言われます。
でも、なんか次から次へと言葉が湧いてくるんです。
だって好きなんだもの。しょーがないしょーがない。
そんな、すっかり水瀬いのりさん本サークルと化した(自分ではそうは思ってない)弊サークルですが、今年は初となる「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」を作りました。
これは、女性声優・水瀬いのりさんがイベントやライブ、フォトブック等で実際に訪れた場所や、プライベート等であり得たかもしれない景色を、実際に現地で撮影した写真とイラストを用いて表現した本です。
ふとなんとなしに見た綺麗な景色、印象的な景観。
そこに自分が好きな人がいたら、より素敵なものになると思いませんか。
そんな中で、どういった表情を見せてくれるかなと、そう考えたことはありませんか。
……え、無い?そうか……無いか……。
いや、あるはず。あるはずです。ありますね!ね!!!
本作はそんな瞬間を切り取った本です。
■ 幻視の旅路
先に述べた通り、本作の景色は「実際に訪れた場所」と「あり得たかもしれない景色」の2種に分けられます。
それはたとえば、ピックアップガールズだったり、ライブを行った場所だったり。
それはたとえば、彼女が散歩好きということから膨らませた妄そ……空想の景色だったり。
「さすがにそんなことはありえないだろう」といった的外れな景色は除外しました。(したつもりです)
ある程度水瀬いのりさんのことを知る人であれば、読んだ時に「あそこね」「これはあの時のか」とフンフンとなっていただけるものになっていると思います。
リアル半分、妄想半分とでも言いましょうか。
まぁまぁバランスは取ったつもりです。
イラストはすべてまっつんによる描き下ろしです。
写真に合わせ込むなどというやったこともない、ウルトラむずいドローテクニックに頭を悩ますことも多かったと思います。
そんななか、様々なイマジナリーいのりさんを共に幻視してくれたことを嬉しく、そしてありがたく思います。
時には「(候補になかった)この写真にこの絵を置きたいんじゃが」「どこに置けるかわからんが、とりあえず絵があればどっかに置いてくれると思って」といった変化球もあり、「なるほどね(焦り)」となったことも。
こういうのが複数人で作る楽しみでもあり、いい相乗効果を生む瞬間でもあります。
いつもと同じようで違う、いろいろな作業があった、なぁ……(遠い目)
写真はすべてR氏が撮りました。
北は北海道、南は沖縄……とまではいきませんが、まぁまぁいろいろなところへ行きバシャバシャと撮りまくりました。
如何せんR氏ときたら、普段は手元の花ばっかり撮ってるもんでして、風景だなんてこれっぽちも撮っておらず、だいぶ悩みました。
更には「そこに人が一人いるだけの空間(=イラストが乗っかる場所)を想定して」だなんて……わからないにも程がある。
写真についてはほんとにドが5兆個くらい付くほどのシロートですが、それならそれなりにと、いろいろ勉強して頑張りました。
この写真がすべての土台になる、というのは自分で始めたこととは言えなかなかのプレッシャーでした。
誰もが見て「映えますなぁ」「美しいですなぁ」というような写真ではありませんが、まぁなんだ、雰囲気でお楽しみいただければ幸いです。
■ いつもの変な長文はないの?
変なってなんだ失礼だな。
もちろん長文もございますよ。
いつもより総文字数や文字がメインのページ数は少ないですが、今回は焦点をかなり絞って、煮詰めに煮詰めたかなり濃い目の内容を2つ書きました。
R汁200%です。きったね。
1つは、やはり今年本を出すのであれば避けては通れない、日本武道館での単独公演についての内容。
いわゆるライブレポートに分類されるのかなとは思いますが、どんな曲やったーとか、こんな衣装がかわいかったーとか、どこどこ行ったこういうツアーだったーとか、そういった普通のことは一切書いていません。
「じゃあ一体何書いたのあんた……(呆れ)」って感じですが、簡単に言うと「あの日見た虹の色の数を君達はまだ知らない」と「夢のつぼみの花はどこに咲いていたのか?」といった内容です。
待って、引かないで……もうちょっと見てって……。
これは、あの日ライブを見ていた時にリアルタイムに思ったことと、後から思い返して気付いた光景をすげー真面目に考えた結果です。
万人が「わかる」「それな」とはならないかもしれないけれど、何かを感じていただければ……嬉しいです、はい……。
もう1つは、彼女の初の試みの1つであった、「作詞」に重きをおいた、概念的なお話。
作詞とは、言葉とは、音楽とは。その原理。
生まれた言葉。その言葉が皆の心にもたらした効果や現象。そして音楽に対して起きた変化。
彼女が歌う音楽を構成する様々な概念について、水瀬いのりさんという人が用いた手法とそこから浮かび上がったものを主として、きっとどこかの何かへと繋がるであろう、未来へ向けた接続章です。
目には見えないけれど、たしかにある流れや感じたことを、短いけれど確かな言葉にしました。
今年あったあれやこれやは、音楽が昇華するにあたって、とても重要なことだったんだよ、って感じのなんかそういうアレがいい感じに伝わればいいんじゃないかな!!!
■ ただの本ではない本ができました
というわけで、簡単ではございますが、こちらが「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」の内容になります。
詳しく(このブログのほうが詳しくない?)は、特設サイトを見てくださいませ!
もう見たよ!という方ももう一度!
いいサイトが作れたと思うんだ~(自画自賛)
Twitterで本誌を指して「こういう頭ヤベーやつがいる/本があるからコミケは行かないといけない」と言ってくれたフォロワーには感謝しかありません。
いや頭ヤベくはな……今回はそう言われても仕方ない。
紙面対象の声優さんが一人だとしても、視野の狭い世界・本にはしたくない。なりたくない。
紙の本という媒体をめくる喜びや幸せを感じてほしい。
そうして様々な形・概念の本を作ってきました。
今回はそんなモノの極みだと思います。
年の瀬ではございますが、当日遊びに来れる方がいらっしゃいましたら、ぜひとも本誌をお手にとってみていただきたいです。
最高の景色をお見せします。
先着で特典ペーパーなんかもあります。
とち狂って、真珠の輝きを持つキラッキラの高級特殊紙に印刷したので、なんだか大変な、ペーパーらしからぬペーパーになっています。
合わせて見てみてね!
ではでは、C97初日、12月28日 (土)の南1ホール「シ-45b」で会いましょう!
サークルは「little slow step」!
合言葉は「クスリかなにかキメてらっしゃいます?」!(やめて)
マップ的には、このへんだよ!
みんなでレッツ幻視!
ちなみに、余ったら後でどこかで通販でもやろうかと思います。
無いとは思いますが、もし無くなったら、すみません。
なに、同人ってのは一期一会の極み。そういうものなのサ!
本に関するあれやこれやもっと突っ込んだ裏話的なのは特設サイトの裏側のどこかにありますので……気になる方は探してみてください。
右クリックして開いたソースの中のどこかのファイルにあるよ。
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