2020.07/05(Sun)
ここまでも、ここからも、もっと、みんなで、夢、見よう!! / 名取さなちゃんすこすこのすこの巻
あけましておめでとうございます。
れんちーさんだよ。
知ってる人は知っている、little slow stepというサークルで普段水瀬いのりさんの同人誌を作っている者です。
今回の記事は「名取さなちゃんすこすこのすこ」です。唐突ですね。
本稿は本来、いつも弊サークルで最高のイラストを描いてくれるまっつんが夏コミ(C98)で頒布予定だった名取さなちゃん本に寄稿予定だった怪文書を、ネット公開していいよということになり、じゃあとネット向けに加筆修正したものです。コロナがよ……。
そんな感じで、文章に一部堅苦しい部分があるのは、その名残です。
7割くらいは2020年3月~4月頃に書いた誌面掲載予定時の文章が残っています。(最初と最後は概ね書き直してる)
これはなにも小難しいことは言っておらず、単に「名取さなちゃんすこすこのすこ」ってことがすべてです。
見開き分の文量なので短めです。
なので、真面目な顔して頭の悪い感じのことを言ってるオタクを、「うわぁ」と見る感じで、お手柔らかによろしくお願いします。
この広大なインターネットの片隅に、一人のば~ちゃるな~すが存在する。名を、名取さな。彼女は視聴者を“せんせえ”と総称し、“せんせえ”たちと時に甘やかしあい、時に罵倒しあい、最後は笑い合う──そんな、でっかいラブのぶつかり稽古を日々バーチャルサナトリウムで行っている。現代日本において必須栄養素のひとつとなった名取さなちゃんの魅力やよくわからないことを、ここに記していきたいと思う。
■ おもしれー女
「おはようございナース!」
そのひと声で、せんせえと名取さなちゃんの世界は色づき始めます。まずもうこの「ナース」の最後の「スゥ~」がかわいい。待ってました!と待機していたせんせえたちのコメントで、開始数秒後にはコメント欄がプロレス会場に。でもそれもせんせえたちとおもしろおかしく言葉を投げ合ってるうちに、変な引き笑い(すき)(最近多くてたすかる)が響くしあわせ空間になります。名取さなちゃんの配信は、いつもそんなみんなの笑顔で仲良くにっこにこです。
過去の細かい経歴等は様々なメディアにおまかせしてこの場では割愛致しますが、名取さなちゃんは個人VTuberということもあり、いろいろなことをその身一つで準備・挑戦してきました。その夢を諦めずに立ち上がり、暗中模索する姿には感動を覚えます。それでいて、そういった苦労等はめったに表に出さず、活動の端々で感じさせていくところも好きです。わりとふにゃんふにゃんしてるところもありますが、しっかりとした信念を持って活動している、それが名取さなちゃんです。……などと言っておりますが、私がまず最初に心奪われたのは、声でした。仕方ないね。(これは後述します)
彼女は特に秀でたゲームスキルで見る者を魅了するわけでもなく、そのかわいい声と煽り煽られスキル、なにそれみたいなダジャレ(褒め言葉)、インターネット文化の歴史に対する造詣の深さ(と言えば聞こえはいいだろうか?)で場を回し一体感を作っていきます。いわゆるネットミームを使いこなす彼女ですが、なんでもかんでもすぐ使う、まるで覚えたての言葉を使いたがるような感じではなく、ものすごく自然にそれを差し込んでくるので、ネタがわかっていても時折それに気付かないことがあります。そんなところからも、彼女の“インターネットを歩んだ歴史”が垣間見えます。また、ちょっとした隙を作るのもうまく、そこを突いてちょっといじわるしたくなってしまうような、そんな愛らしさも魅力のひとつだと思います。それはまるで、思わず「おもしれー女だな」と言ってしまいそうになる漫画のイケメンの気分。そう思った瞬間、既にあなたは名取さなちゃんという存在に堕ちています。
■ インターネットの歴史が繋いだキセキ
そんな名取さなちゃんは、奇声を上げてふにゃふにゃになってせんせえとプロレスをしている(言い方)ばかりではないのだ。彼女もたまに歌ったりするぞ。
彼女はこれまで(2020年3月7日時点)に『さなのおうた。』と『PINK,ALL,PINK!』という2曲のオリジナル楽曲を手にしている。特に後者の『PINK,ALL,PINK!』という楽曲は、インターネットの歴史に残る大きな交差・出来事のひとつでもあります。この曲からは“名取さな”という存在、そして彼女の根源であるインターネット史との深い繋がりを感じさせる様々なエッセンスが詰まっている。
この曲の作詞及び作曲は、女性声優でありシンガーソングライター、音楽プロデューサーの桃井はるこさん。いにしえのインターネットを生き抜いたオタクであれば、“桃井はるこ”という名を知らない者はいないだろう。桃井はるこさんは2000年代のオタク文化、いわゆるインターネット黎明期やアキバ系サブカルチャーの盛り上がり、“萌え”という概念のはじまりを牽引した存在のひとりです。声優として活動を開始する前は、(昨今よく目にするバーチャルとは意味合いは違うが)バーチャルアイドルとして活動していたこともありました。
名取さなちゃんは、そんな桃井はるこさんの有名なナンバーである、『愛のメディスン』(OVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』オープニングテーマ)をニコニコ超会議へ出演した際にカバーしている。このナース繋がりとは言うものの、予想外の選曲をしてくるところからも、彼女にとって桃井はるこさんは大尊敬している存在のひとりでもあり、いにしえのインターネットを歩んできたことが伝わってくる。(みんなで小麦ちゃん見る会やれたらいいね( ´∀`))
また、桃井はるこさん自身も、ネットスラングを愛し、それを活用したインターネット上での交流で輪を広げてきた。そういった、インターネットを駆使して戦う姿は、これまでの名取さなちゃんと重なるところも多く、『PINK,ALL,PINK!』での“名取さな×桃井はるこ”というこの奇跡は、この広大なインターネットの歴史が繋いだ必然だったと言っても過言ではない。『PINK,ALL,PINK!』を歌う名取さなちゃん。これはもはや、令和の時代に再臨するナースウィッチ小麦ちゃん……“ナースウィッチ”と“ば~ちゃるな~す”の奇跡のコラボだったのだ。
インターネット黎明期をたしかに生きてきた名取さなちゃんは、同じ時代を切り開いてきた桃井はるこさんから『PINK,ALL,PINK!』という名の夢のバトンを受け取った。これは、インターネットの歴史に新たなページが刻まれた瞬間である。
個人的には解像度の低い画像がクルクル回ったり、MSゴシックで歌詞が表示されるFLASH版『PINK,ALL,PINK!』ミュージックビデオが見てみたい。
え?もうFLASH再生できないって?くぅ~(死)
はいはいつぎつぎつーぎ。
■ “すき”
ところで皆さん、ここでひとつ確認しましょう。
名取さなちゃんはかわいいですね。本当にかわいいです。これは全世界共通の認識かと思います。
では、名取さなちゃんの“なにが”かわいいのか?その答えを一緒に探ってみましょう。
まず第一に、声がかわいいですね。声がガチのマジのフルでかわいいです。“声がかわいい”という概念は、一般社会において通じないものではありますが、オタクの皆さんにならすんなり受け入れられる概念かと思われます。声、といってもその音は様々です。会話等で発せられる声、無意識に発せられる相槌の声、喜びや恐怖といった感情から漏れる悲鳴、声にならない声である呻き。名取さなちゃんの喉から発せられる、それらすべての音がとにかくかわいく、愛おしいのです。コメントを読んでる時によく出る「ふんふん」かわいい。あと「アハァー……(ちょっとした“間”)(細くなる目)」が特に好き。最近多い「それどこから声出てるのw」っていう引き笑いも好きすぎて、こっちまで笑顔になってしまう(モニタにオタクの顔が反射して映る図)。時折聞こえてくる、ねこちゃんせんせえの鳴き声もとてもかわいい。好きです。つまるところ、声が天才なのです。ずっと聴いていたい。声出してるのかわいい。
しかし、それ以上に彼女の配信や動画を見ていて「あ~すこなんだ……」と思ってしまうところ。それは特に雑談のときに感じられる、“隣りにいてくれている”感じ。おとなりなとり。いわゆるガチ恋距離とは違い、物理的ではなく精神的に距離感が近い。それが名取さなちゃんなのだと思います。
たとえば、ゲームをやっている時。それは名取さなちゃんがワイワイ言いながら楽しんでいるのを隣りで一緒に見ているような錯覚。かわいい。たとえば、お絵かきをしている時。それは彼女がフンフンと描いた絵を横または前で見ながら、たまに見せてくれる「どう?」に「かわいい」と返すような日常の幻視。かわいい。時折発する「うるせ~なぁ~!」や「なんだよー!」、「しょ~がね~な~」みたいなちょっと荒めの口調も相まって、一緒に遊んでいる仲良し、更には過ぎ去りし思い出を彷彿とさせる、幼馴染のような親しみが湧いてくる。それこそが名取さなちゃんとその配信の魅力のひとつであり、「すきだぞ、名取……」とせんせえたちがころっと心を奪われてしまうところなのだと感じます。……そう言うと名取は「うっわwせんせえちょろすぎるんだけどw」と言ってきそうなものですが、それもまた、私からしてみれば「うるせ~なぁ~!(すき)」なんですよね。ずっと隣りにいてほしい……そばにいてくれ名取……。
そうつまり、これは愛。愛は神。つまり名取さなちゃんはいま神に近づいている。愛される者に神が宿るのではなく、愛する者の精神そのものが神と触れ合う。もはや神となった名取さなちゃんをせんせえも愛する。神は沈黙せず、すぐそばにいる。愛こそが神の証明であり、名取さなちゃんなのだ。
簡単ではありますが、たったこれだけでも容易に結論が出ましたね。つまり、配信毎にさまざまな表情を見せてくれる名取さなちゃんのすべてがかわいいということです。
名取さなちゃんは本当に、かわいいですね。
わけわからんて?感じてくれ頼む。
■ Sana Natori is Internet.
というわけでね(勝手に配信を終わらせようとするオタク)、名取さなちゃんすこすこのすこって感じの内容でした。本来は人様の御本にお載せていただくということで、非常に丁寧な文章を心がけて書いていたのですが、切り離されてしかもインターネットに放り出されるということで、丁寧なインターネットの文章にいろいろ変えてみました。
いかがでしたか?名取さなちゃんはかわいい、ということがわかりましたね。名取さなちゃんとはつまりインターネットであり、正しくバーチャルなユーチューバーのひとりだと感じます。もう知ってた?へっ。
そういえば、ここまでに触れられなかったけれど、書いておきたかったことをひとつだけ。
『さなのおうた。』の歌詞、エモすぎてせんせえ度々感情になってしまうんよ。特に最後の一節。例えばそれはライブであったり、ラジオであったり。これからこの曲が様々な場所で歌われる・流れる度に、「わたしここまでこれたよ 本当にありがとう」という言葉のもつ意味は大きくなって効いてきます。これは名取さなちゃんが歌うことで本当にズルい(うまい)歌詞になっていると思う。ありがとうはこっちのセリフだよ。絶対またみんなで新しい“ここ”を増やして共有しような……!
なんかもう、ここに来てまだ「あれも書きたい」「これもある」「それもすきじゃん?」ってのがどんどん湧いてくるのだけれど、またなにかの機会があれば、ということで今回はこのあたりで。
最後に私が特に好きな配信のリンク置いておきますね。
・ 感情を取り戻したオタクの配信はここですか?
・ 【お絵描き雑談】LINEすたんぷをつくる❤ふぁむふぁたる❤
雑談やお絵かきの配信をわりとマジで毎日のように見てる(聴いてる)ので仕事が捗って助かっとるでよ。
ここまでも、ここからも、自分の道を更に切り開いていくその姿を見ていけたらいいなと思います。
メガネケース毎日使ってるよ。
チャンネル登録者数20万人越えおめでとね。
老人会セトリたすかる。いつか老人ホームのせんせえたちのために歌いに来てね。
歌いながらふにゃふにゃするの好きになっちゃうからもっとしていいよ。
無理しすぎないでね。
それでは、おつかれさな~ばいば~い🍆
れんちーさんだよ。
知ってる人は知っている、little slow stepというサークルで普段水瀬いのりさんの同人誌を作っている者です。
今回の記事は「名取さなちゃんすこすこのすこ」です。唐突ですね。
本稿は本来、いつも弊サークルで最高のイラストを描いてくれるまっつんが夏コミ(C98)で頒布予定だった名取さなちゃん本に寄稿予定だった怪文書を、ネット公開していいよということになり、じゃあとネット向けに加筆修正したものです。コロナがよ……。
そんな感じで、文章に一部堅苦しい部分があるのは、その名残です。
7割くらいは2020年3月~4月頃に書いた誌面掲載予定時の文章が残っています。(最初と最後は概ね書き直してる)
これはなにも小難しいことは言っておらず、単に「名取さなちゃんすこすこのすこ」ってことがすべてです。
見開き分の文量なので短めです。
なので、真面目な顔して頭の悪い感じのことを言ってるオタクを、「うわぁ」と見る感じで、お手柔らかによろしくお願いします。
この広大なインターネットの片隅に、一人のば~ちゃるな~すが存在する。名を、名取さな。彼女は視聴者を“せんせえ”と総称し、“せんせえ”たちと時に甘やかしあい、時に罵倒しあい、最後は笑い合う──そんな、でっかいラブのぶつかり稽古を日々バーチャルサナトリウムで行っている。現代日本において必須栄養素のひとつとなった名取さなちゃんの魅力やよくわからないことを、ここに記していきたいと思う。
■ おもしれー女
「おはようございナース!」
そのひと声で、せんせえと名取さなちゃんの世界は色づき始めます。まずもうこの「ナース」の最後の「スゥ~」がかわいい。待ってました!と待機していたせんせえたちのコメントで、開始数秒後にはコメント欄がプロレス会場に。でもそれもせんせえたちとおもしろおかしく言葉を投げ合ってるうちに、変な引き笑い(すき)(最近多くてたすかる)が響くしあわせ空間になります。名取さなちゃんの配信は、いつもそんなみんなの笑顔で仲良くにっこにこです。
過去の細かい経歴等は様々なメディアにおまかせしてこの場では割愛致しますが、名取さなちゃんは個人VTuberということもあり、いろいろなことをその身一つで準備・挑戦してきました。その夢を諦めずに立ち上がり、暗中模索する姿には感動を覚えます。それでいて、そういった苦労等はめったに表に出さず、活動の端々で感じさせていくところも好きです。わりとふにゃんふにゃんしてるところもありますが、しっかりとした信念を持って活動している、それが名取さなちゃんです。……などと言っておりますが、私がまず最初に心奪われたのは、声でした。仕方ないね。(これは後述します)
彼女は特に秀でたゲームスキルで見る者を魅了するわけでもなく、そのかわいい声と煽り煽られスキル、なにそれみたいなダジャレ(褒め言葉)、インターネット文化の歴史に対する造詣の深さ(と言えば聞こえはいいだろうか?)で場を回し一体感を作っていきます。いわゆるネットミームを使いこなす彼女ですが、なんでもかんでもすぐ使う、まるで覚えたての言葉を使いたがるような感じではなく、ものすごく自然にそれを差し込んでくるので、ネタがわかっていても時折それに気付かないことがあります。そんなところからも、彼女の“インターネットを歩んだ歴史”が垣間見えます。また、ちょっとした隙を作るのもうまく、そこを突いてちょっといじわるしたくなってしまうような、そんな愛らしさも魅力のひとつだと思います。それはまるで、思わず「おもしれー女だな」と言ってしまいそうになる漫画のイケメンの気分。そう思った瞬間、既にあなたは名取さなちゃんという存在に堕ちています。
■ インターネットの歴史が繋いだキセキ
そんな名取さなちゃんは、奇声を上げてふにゃふにゃになってせんせえとプロレスをしている(言い方)ばかりではないのだ。彼女もたまに歌ったりするぞ。
彼女はこれまで(2020年3月7日時点)に『さなのおうた。』と『PINK,ALL,PINK!』という2曲のオリジナル楽曲を手にしている。特に後者の『PINK,ALL,PINK!』という楽曲は、インターネットの歴史に残る大きな交差・出来事のひとつでもあります。この曲からは“名取さな”という存在、そして彼女の根源であるインターネット史との深い繋がりを感じさせる様々なエッセンスが詰まっている。
この曲の作詞及び作曲は、女性声優でありシンガーソングライター、音楽プロデューサーの桃井はるこさん。いにしえのインターネットを生き抜いたオタクであれば、“桃井はるこ”という名を知らない者はいないだろう。桃井はるこさんは2000年代のオタク文化、いわゆるインターネット黎明期やアキバ系サブカルチャーの盛り上がり、“萌え”という概念のはじまりを牽引した存在のひとりです。声優として活動を開始する前は、(昨今よく目にするバーチャルとは意味合いは違うが)バーチャルアイドルとして活動していたこともありました。
名取さなちゃんは、そんな桃井はるこさんの有名なナンバーである、『愛のメディスン』(OVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』オープニングテーマ)をニコニコ超会議へ出演した際にカバーしている。このナース繋がりとは言うものの、予想外の選曲をしてくるところからも、彼女にとって桃井はるこさんは大尊敬している存在のひとりでもあり、いにしえのインターネットを歩んできたことが伝わってくる。(みんなで小麦ちゃん見る会やれたらいいね( ´∀`))
また、桃井はるこさん自身も、ネットスラングを愛し、それを活用したインターネット上での交流で輪を広げてきた。そういった、インターネットを駆使して戦う姿は、これまでの名取さなちゃんと重なるところも多く、『PINK,ALL,PINK!』での“名取さな×桃井はるこ”というこの奇跡は、この広大なインターネットの歴史が繋いだ必然だったと言っても過言ではない。『PINK,ALL,PINK!』を歌う名取さなちゃん。これはもはや、令和の時代に再臨するナースウィッチ小麦ちゃん……“ナースウィッチ”と“ば~ちゃるな~す”の奇跡のコラボだったのだ。
インターネット黎明期をたしかに生きてきた名取さなちゃんは、同じ時代を切り開いてきた桃井はるこさんから『PINK,ALL,PINK!』という名の夢のバトンを受け取った。これは、インターネットの歴史に新たなページが刻まれた瞬間である。
個人的には解像度の低い画像がクルクル回ったり、MSゴシックで歌詞が表示されるFLASH版『PINK,ALL,PINK!』ミュージックビデオが見てみたい。
え?もうFLASH再生できないって?くぅ~(死)
はいはいつぎつぎつーぎ。
■ “すき”
ところで皆さん、ここでひとつ確認しましょう。
名取さなちゃんはかわいいですね。本当にかわいいです。これは全世界共通の認識かと思います。
では、名取さなちゃんの“なにが”かわいいのか?その答えを一緒に探ってみましょう。
まず第一に、声がかわいいですね。声がガチのマジのフルでかわいいです。“声がかわいい”という概念は、一般社会において通じないものではありますが、オタクの皆さんにならすんなり受け入れられる概念かと思われます。声、といってもその音は様々です。会話等で発せられる声、無意識に発せられる相槌の声、喜びや恐怖といった感情から漏れる悲鳴、声にならない声である呻き。名取さなちゃんの喉から発せられる、それらすべての音がとにかくかわいく、愛おしいのです。コメントを読んでる時によく出る「ふんふん」かわいい。あと「アハァー……(ちょっとした“間”)(細くなる目)」が特に好き。最近多い「それどこから声出てるのw」っていう引き笑いも好きすぎて、こっちまで笑顔になってしまう(モニタにオタクの顔が反射して映る図)。時折聞こえてくる、ねこちゃんせんせえの鳴き声もとてもかわいい。好きです。つまるところ、声が天才なのです。ずっと聴いていたい。声出してるのかわいい。
しかし、それ以上に彼女の配信や動画を見ていて「あ~すこなんだ……」と思ってしまうところ。それは特に雑談のときに感じられる、“隣りにいてくれている”感じ。おとなりなとり。いわゆるガチ恋距離とは違い、物理的ではなく精神的に距離感が近い。それが名取さなちゃんなのだと思います。
たとえば、ゲームをやっている時。それは名取さなちゃんがワイワイ言いながら楽しんでいるのを隣りで一緒に見ているような錯覚。かわいい。たとえば、お絵かきをしている時。それは彼女がフンフンと描いた絵を横または前で見ながら、たまに見せてくれる「どう?」に「かわいい」と返すような日常の幻視。かわいい。時折発する「うるせ~なぁ~!」や「なんだよー!」、「しょ~がね~な~」みたいなちょっと荒めの口調も相まって、一緒に遊んでいる仲良し、更には過ぎ去りし思い出を彷彿とさせる、幼馴染のような親しみが湧いてくる。それこそが名取さなちゃんとその配信の魅力のひとつであり、「すきだぞ、名取……」とせんせえたちがころっと心を奪われてしまうところなのだと感じます。……そう言うと名取は「うっわwせんせえちょろすぎるんだけどw」と言ってきそうなものですが、それもまた、私からしてみれば「うるせ~なぁ~!(すき)」なんですよね。ずっと隣りにいてほしい……そばにいてくれ名取……。
そうつまり、これは愛。愛は神。つまり名取さなちゃんはいま神に近づいている。愛される者に神が宿るのではなく、愛する者の精神そのものが神と触れ合う。もはや神となった名取さなちゃんをせんせえも愛する。神は沈黙せず、すぐそばにいる。愛こそが神の証明であり、名取さなちゃんなのだ。
簡単ではありますが、たったこれだけでも容易に結論が出ましたね。つまり、配信毎にさまざまな表情を見せてくれる名取さなちゃんのすべてがかわいいということです。
名取さなちゃんは本当に、かわいいですね。
わけわからんて?感じてくれ頼む。
■ Sana Natori is Internet.
というわけでね(勝手に配信を終わらせようとするオタク)、名取さなちゃんすこすこのすこって感じの内容でした。本来は人様の御本にお載せていただくということで、非常に丁寧な文章を心がけて書いていたのですが、切り離されてしかもインターネットに放り出されるということで、丁寧なインターネットの文章にいろいろ変えてみました。
いかがでしたか?名取さなちゃんはかわいい、ということがわかりましたね。名取さなちゃんとはつまりインターネットであり、正しくバーチャルなユーチューバーのひとりだと感じます。もう知ってた?へっ。
そういえば、ここまでに触れられなかったけれど、書いておきたかったことをひとつだけ。
『さなのおうた。』の歌詞、エモすぎてせんせえ度々感情になってしまうんよ。特に最後の一節。例えばそれはライブであったり、ラジオであったり。これからこの曲が様々な場所で歌われる・流れる度に、「わたしここまでこれたよ 本当にありがとう」という言葉のもつ意味は大きくなって効いてきます。これは名取さなちゃんが歌うことで本当にズルい(うまい)歌詞になっていると思う。ありがとうはこっちのセリフだよ。絶対またみんなで新しい“ここ”を増やして共有しような……!
なんかもう、ここに来てまだ「あれも書きたい」「これもある」「それもすきじゃん?」ってのがどんどん湧いてくるのだけれど、またなにかの機会があれば、ということで今回はこのあたりで。
最後に私が特に好きな配信のリンク置いておきますね。
・ 感情を取り戻したオタクの配信はここですか?
・ 【お絵描き雑談】LINEすたんぷをつくる❤ふぁむふぁたる❤
雑談やお絵かきの配信をわりとマジで毎日のように見てる(聴いてる)ので仕事が捗って助かっとるでよ。
ここまでも、ここからも、自分の道を更に切り開いていくその姿を見ていけたらいいなと思います。
メガネケース毎日使ってるよ。
チャンネル登録者数20万人越えおめでとね。
老人会セトリたすかる。いつか老人ホームのせんせえたちのために歌いに来てね。
歌いながらふにゃふにゃするの好きになっちゃうからもっとしていいよ。
無理しすぎないでね。
それでは、おつかれさな~ばいば~い🍆
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