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2021.03/10(Wed)

そこは紛れもなく“インターネット”だった ~ 「さなのばくたん。 - ていねいなお誕生日会 -」に行ってきた話 #名取爆誕

おはようございナース。
れんちーさんです。

21年3月7日に無事開催された名取さなちゃんのお誕生日会「さなのばくたん。 - ていねいなお誕生日会 -」に参加してきましたので、その記録と感情です。



🍆 まずはコラボカフェへ

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6年ぶりの川崎到着後、まずは友人ら4人とエロイーズカフェ川崎さんで開催されていた「さなのばくだんCAFE in エロイーズカフェ川崎」へ。
1~2人での利用が基本っぽい構造だったためか、通された席はまさかの外のテラス席。
感染対策ばっちりだな!と思いつつ、やはり寒いさなちゃんねる王のダジャレツイート並みに寒くて(重要なので太くしておくね)、全身でコラボを感じられる最高のロケーションでした。あのとき王のダジャレツイートの通知が来ていたら氷漬けになっていたかもしれない、命拾いした。(中もしっかり対策されててあたたかったでよ)

店内にはところ狭しと描き下ろしイラストが展示されていたり、フィギュアをローアングルで見られたり、コラボメニューを紹介している動画が流れていたり……どこを見ても名取がいて「……頑張ってんじゃん、あいつ」ってなりました。ふんっ……。

コラボメニューは放課後名取が友達と……なんだっけ、なんかそういうクッソ長い名前のメニューのドリンクとじゃがいもゴロゴロカレーを注文。大変美味でございました。おっきなじゃがいもがゴロゴロ入ってると嬉しくなっちゃう気持ちがよくわかった。しっかりナスが入ってたのも嬉しい。「名取さなってこういう味かぁ」という気持ちになりました。推しを体内に取り込むと健康にいいと古事記にも書かれていますからね、皆さんも機会があったらぜひ体験しましょう。3月28日までやってるよ。


🍆 タワレコもちゃんと見たでよ

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タワレコ川崎店では名取が選んだマストバイなCD10選の展示がありました。見に行ったときには既に半分くらいのCDが完売していた。「どうせ全部ハピ○テだろ」などと思っていたら、結構ガチめに選ばれていたので安心(?)したよ。手書きPOPもあってかわいい。スタンプも2種類あってかわいい。「良い」スタンプがアホほど押されてたPOPもあって、オタク~ってなった。(わかる)

あと店内では『名取さなミュージックコレクション』(Track04とInst.以外)が無限ループで流れてました。(これは3月7日だけかな?)
曲自体は配信でいつでも聴けるけれど、オタクって生き物はやっぱり推しのモノは物理でほしいんよ。手にとって“重み”を感じたいんよ。だから物理リリースが決まって実際に手にした時はやはり嬉しかったし、某ウィルスの影響で様々なものが配信ベースになってきたこの現代だからこそ、こうして推しの重みを手にできた時、忘れかけていたオタクの感情を取り戻したような感覚になったよね。多分だけれど、名取もそういう感覚が同じくあるから、こうして物理リリースしたのも単に曲がある程度溜まったから、っての(ももちろんあるとは思うし、CD1枚で名取の今までの音を知ることができるバイブル的なことをしたかったのもあったと思う)が主じゃないと思うんですよね。だって、そうじゃないと『名取さなミュージックコレクション』なんてタイトルつけないと思うのよ。

あと偶然だと思うけれど、CDの展示のそばにはバチクソリアルなエビのフィギュアのガチャが置いてあったのがおもしろかった。

入り口には『名取さなミュージックコレクション』のトレーラーと宇木敦哉さん描き下ろしイラストの展示も。宇木敦哉さんの名前をこんな形で見る日がくるとはなぁ。センコロール12年前ってマジ?やば……。


🍆 劇場内に潜む名取さな

入場してフラスタを見つついざ座席へ……と思ったところで不意打ちを食らった。なんか妙なポスターが飾ってあるんよ。劇場内に飾られてるポスターって普通、現在公開中の映画だったり、直近公開1ヶ月前後くらいの映画の宣伝ポスターだと思うのですが、そういったポスターが飾られている空間にしれっと、いるんすよ。あの🍆が。
「あれ、なんでジョーズのポスターg……あ"ぁ"?!」という具合で気づき、横を見ると更に某エイリアン映画や某有名モダンホラーやルイー○マンションに影響を与えた某おばけ映画のパロポスターがずらりと……。「なにやってんだうちの推しは……」と頭を抱えてしまった。すき。しかもそれをイベント本編中で一切触れずに、終わってみんなが帰ってからTwitterで「そういやこういうのあったんよ」ってめっちゃ軽く写真をアップするに留めるあたりの制作スタンスに、「そういうとこあるよな」ってすこだなぁと思ってしまう。すきだぞ。


これな。

これのおかげで、他にも名取が紛れ込んでるんじゃないか?と疑心暗鬼になってしまった。最新の映画ポスターも「隅っこにおるんちゃうか……?」と見てしまったり、ジュースの自販機の桃かなにかのピンク色が見えただけで「名取か……?」と見てしまう病気にかかった。許せねぇ。


🍆 そこは紛れもなく“インターネット”だった

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やっとイベント本編です。それだけイベント外のところへの仕込みが多かったということで。

開演前は映画が始まる前によくある劇場内での注意やノーモア某的な案内が3人の名取で行われていました。動画撮影はNGだけど写真撮影(スクショ)はOKってあたりに、「普段から好きな女の配信見ながらそういうことしてんやろな」みたいなことを思いつつ、こちらもバシバシ撮ってやりました。どこを切り取ってもかわいかったぞ。

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んで開演。
開幕新曲『エッビーナースデイ』を叩きつけてくる名取。てっきり後半に持ってくるかと思っていたのでいきなりアビャ~~~ってなってしまった。かわいい。「誕生日!できたよ!」の歌詞で去年の中止から今までのことを思い出してしまい、始まって数分で「は?泣くが?」となってしまった。
と思ったら、間髪入れずに『ファッとして桃源郷』と『ギミー!レボリューション』をドロップ。『ファッとして桃源郷』のイントロが流れた瞬間「ほんまこの女」と先ほどの泣きそうな姿勢から一転、強い姿勢を取り戻すことができた。まぁ負けたことないんですが。
前者は歌詞の一部をどうするんだ?ショートでごまかすのか?と思っていたら2番が始まって、あかんこのままあの単語を言ってしまったらチネチッタ出禁まである(ない)……と思ったら「おしりかゆい」に変えてきて笑ってしまった。うちの推しがおしり好きすぎて困る。


3曲歌い終わったところで、現地とインターネットのせんせえたち全員を巻き込んでの大喜利の時間。なんで大喜利させられるんですか?こんなお誕生日会もう行きたくありません。(チラッチラッ)
でもこれは名取のほうから殴ってきたからな、こっちも全力でいかせてもらうぞと言わんばかりの回答が勢揃いで終始名取が楽しそうに笑っていたので、こっちも笑顔になっちゃったな……。

「スクリーン○のせんせえ~」に対して「…!…!(棒を振りながら無言のいぇぇぇぇい!!!!)」をやりつつも、名取が「じゃあ~、名取のこと好きなせんせえ~!」に対しては「……(は?別に好きじゃないが?)」と、全スクリーン(3スクリーン)のせんせえたちが事前に打ち合わせたかのように一斉に棒も振らずにスンッ……となるのが、あまりにも普段の配信と同じ過ぎて、今この瞬間、劇場内はたしかにリアルの空間ではあるが、ここはいつものインターネットなんだと感じられたのがとてもよかった。
そう、これなんよ。インターネットのバーチャルな存在として、その枠組みをギリギリのところで越えない狭間の空間を本人とそれを見るものたちで作り上げ、感じられる。だからこそいつもの好きの延長で安心して見ることができて、虚像と実存と記号の中で名取を想うことができるのです。


続いてライブパート2つ目。
『Make it!』と、残念ながら中止になってしまった去年のお誕生日会で歌うはずだった『PINK,ALL,PINK!』を初披露。『PINK,ALL,PINK!』は自分のイベントで歌うまで温め続けてきたらしく、「やっと歌うことができた」という言葉で、またしても「は?泣くが?(泣いてる)」となってしまった。歌詞も今回のために一部変更しての披露で、やはりモモーイは萌えの文化を長く見てきた天才だけのことはあるな……と同じ時代に生まれてよかったと実感。やぁ、00年代を生きた私たちにとってやっぱりモモーイは神、いわゆるゴッドなんですよ。
いやしかし『Make it!』な。好きな女が歌う好きな曲って最強じゃんね。演出まで神のアレでマイク持った瞬間大声出しそうになった。(無言)


お次は解釈一致クイズというなんともなコーナー。(なんともってなんですか?)
PCモニタは何枚使ってるだの、好きなTwitterクライアントは何だの、どーーーでもいいわ(でも推しのことはなんでも知られると嬉しいので嬉しい)みたいな名取の知識を試されるクイズコーナーだった。
TwitterはWebが一番好きちゅてたけど、いや絶対TweetDeck使ってる時間のほうが長いし常用しとるよね?ね???いつも見とるからな(ネトスト)


様々な告知を終えたところで、表の最後の曲であり、今回のお誕生日会のためのサプライズ新曲『アマカミサマ』。
楽曲クレジットは「作詞:只野菜摘/作曲・編曲:田中秀和(MONACA)」。なにがどうなったらそんなクレジットの曲が出てくるんですか???天才????????しかもしっとりした優しい曲調なのに、歌詞が普段の名取とせんせえのやり取りを俯瞰したような内容でそれを名取がお誕生日会という場で歌う、もう天才しかおらんやんってなってしまったな。


表が終わって、アンコール。
いつものナース服姿の名取が出てきて、せんせえたちへのお手紙を読むお時間に。何回「は?泣くが?(泣いてる)」させんねん。もっとやれ。
読む前のリアルな紙のカサカサって擦れることが聞こえてきた時点でもうだめだった。スクリーンなんも見えん。鼻をすする音が劇場の最高のサウンドシステムを通して聞こえてきたあたりでヒトのカタチを失った。生きててよかったなぁ……と森羅万象に感謝した。地球があってよかったよ。人類は愚かじゃない。

最後に歌うはもちろん『さなのおうた。』。
以前、このブログの「ここまでも、ここからも、もっと、みんなで、夢、見よう!! / 名取さなちゃんすこすこのすこの巻」でも書きましたが、「これからこの曲が様々な場所で歌われる・流れる度に、「わたしここまでこれたよ 本当にありがとう」という言葉のもつ意味は大きくなって効いてくる」は本当にそのとおりで、改めてそれを実感・体感することができた。名取さなという人物の口から伝えられるこのフレーズは最強だよ。あぁ好きだよ。(素直)
ありがとね。



……
………
そんな感じの「さなのばくたん。 - ていねいなお誕生日会 -」でした。
まずはなによりも、無事開催できて本当によかった。ちょうど1年前、世が恐怖で包まれ始めるなか、中止が決まりチケットの払い戻しをした時の悔しさと悲しみをやさしさに変えて、1年後のいま、世界はまだまだ混乱しているけれども、そんな世界に光を射すような空間と気持ちを届けてくれた名取さなちゃんに改めてありがとう。

なんだか、ようやくここから始まっていくような、そんな気すらしてくる。
絶対またお誕生日会しような。せんせえたちの生の声が届けられるようになったら、いままでの分ぜんぶをぶつけにいくから覚悟していてくれよな。
そしたらまた、今度はハピ○テクイズでもやろうぜ。

いっぱい寝ていっぱいTwitterしてね。
おつかれさな~。








おまけ

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世界でいちばん好きな後頭部です。

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