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2019.12/24(Tue)

最高の景色をお見せします ──水瀬いのりさんが“そこにいる”本/C97新刊『いのすけーぷ』ノコト

アローラ!
R氏だよ。
今回は冬コミで頒布する弊サークルの新刊『いのすけーぷ』の話を少ししようと思う。

まずは特設サイトを見てくださいませ!




■ どんな本なんですか?

水瀬いのりさん本です(1年ぶり、5度目)

はじめて水瀬いのりさんのことだけを書いた『こえらぶ! Act.02 - いのりのキセキ -』から4年。
よく一緒に作業をするいんやんにも「もう書くことないだろ」とよく言われます。
でも、なんか次から次へと言葉が湧いてくるんです。
だって好きなんだもの。しょーがないしょーがない。

そんな、すっかり水瀬いのりさん本サークルと化した(自分ではそうは思ってない)弊サークルですが、今年は初となる「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」を作りました。
これは、女性声優・水瀬いのりさんがイベントやライブ、フォトブック等で実際に訪れた場所や、プライベート等であり得たかもしれない景色を、実際に現地で撮影した写真とイラストを用いて表現した本です。

ふとなんとなしに見た綺麗な景色、印象的な景観。
そこに自分が好きな人がいたら、より素敵なものになると思いませんか。
そんな中で、どういった表情を見せてくれるかなと、そう考えたことはありませんか。
……え、無い?そうか……無いか……。
いや、あるはず。あるはずです。ありますね!ね!!!
本作はそんな瞬間を切り取った本です。


■ 幻視の旅路

先に述べた通り、本作の景色は「実際に訪れた場所」と「あり得たかもしれない景色」の2種に分けられます。
それはたとえば、ピックアップガールズだったり、ライブを行った場所だったり。
それはたとえば、彼女が散歩好きということから膨らませた妄そ……空想の景色だったり。
「さすがにそんなことはありえないだろう」といった的外れな景色は除外しました。(したつもりです)
ある程度水瀬いのりさんのことを知る人であれば、読んだ時に「あそこね」「これはあの時のか」とフンフンとなっていただけるものになっていると思います。
リアル半分、妄想半分とでも言いましょうか。
まぁまぁバランスは取ったつもりです。

イラストはすべてまっつんによる描き下ろしです。
写真に合わせ込むなどというやったこともない、ウルトラむずいドローテクニックに頭を悩ますことも多かったと思います。
そんななか、様々なイマジナリーいのりさんを共に幻視してくれたことを嬉しく、そしてありがたく思います。
時には「(候補になかった)この写真にこの絵を置きたいんじゃが」「どこに置けるかわからんが、とりあえず絵があればどっかに置いてくれると思って」といった変化球もあり、「なるほどね(焦り)」となったことも。
こういうのが複数人で作る楽しみでもあり、いい相乗効果を生む瞬間でもあります。
いつもと同じようで違う、いろいろな作業があった、なぁ……(遠い目)

写真はすべてR氏が撮りました。
北は北海道、南は沖縄……とまではいきませんが、まぁまぁいろいろなところへ行きバシャバシャと撮りまくりました。
如何せんR氏ときたら、普段は手元の花ばっかり撮ってるもんでして、風景だなんてこれっぽちも撮っておらず、だいぶ悩みました。
更には「そこに人が一人いるだけの空間(=イラストが乗っかる場所)を想定して」だなんて……わからないにも程がある。
写真についてはほんとにドが5兆個くらい付くほどのシロートですが、それならそれなりにと、いろいろ勉強して頑張りました。
この写真がすべての土台になる、というのは自分で始めたこととは言えなかなかのプレッシャーでした。
誰もが見て「映えますなぁ」「美しいですなぁ」というような写真ではありませんが、まぁなんだ、雰囲気でお楽しみいただければ幸いです。


■ いつもの変な長文はないの?

変なってなんだ失礼だな。

もちろん長文もございますよ。
いつもより総文字数や文字がメインのページ数は少ないですが、今回は焦点をかなり絞って、煮詰めに煮詰めたかなり濃い目の内容を2つ書きました。
R汁200%です。きったね。

1つは、やはり今年本を出すのであれば避けては通れない、日本武道館での単独公演についての内容。
いわゆるライブレポートに分類されるのかなとは思いますが、どんな曲やったーとか、こんな衣装がかわいかったーとか、どこどこ行ったこういうツアーだったーとか、そういった普通のことは一切書いていません。
「じゃあ一体何書いたのあんた……(呆れ)」って感じですが、簡単に言うと「あの日見た虹の色の数を君達はまだ知らない」と「夢のつぼみの花はどこに咲いていたのか?」といった内容です。
待って、引かないで……もうちょっと見てって……。
これは、あの日ライブを見ていた時にリアルタイムに思ったことと、後から思い返して気付いた光景をすげー真面目に考えた結果です。
万人が「わかる」「それな」とはならないかもしれないけれど、何かを感じていただければ……嬉しいです、はい……。

もう1つは、彼女の初の試みの1つであった、「作詞」に重きをおいた、概念的なお話。
作詞とは、言葉とは、音楽とは。その原理。
生まれた言葉。その言葉が皆の心にもたらした効果や現象。そして音楽に対して起きた変化。
彼女が歌う音楽を構成する様々な概念について、水瀬いのりさんという人が用いた手法とそこから浮かび上がったものを主として、きっとどこかの何かへと繋がるであろう、未来へ向けた接続章です。
目には見えないけれど、たしかにある流れや感じたことを、短いけれど確かな言葉にしました。

今年あったあれやこれやは、音楽が昇華するにあたって、とても重要なことだったんだよ、って感じのなんかそういうアレがいい感じに伝わればいいんじゃないかな!!!


■ ただの本ではない本ができました

というわけで、簡単ではございますが、こちらが「水瀬いのりさんが“そこにいる”本」の内容になります。
詳しく(このブログのほうが詳しくない?)は、特設サイトを見てくださいませ!
もう見たよ!という方ももう一度!
いいサイトが作れたと思うんだ~(自画自賛)

Twitterで本誌を指して「こういう頭ヤベーやつがいる/本があるからコミケは行かないといけない」と言ってくれたフォロワーには感謝しかありません。
いや頭ヤベくはな……今回はそう言われても仕方ない。

紙面対象の声優さんが一人だとしても、視野の狭い世界・本にはしたくない。なりたくない。
紙の本という媒体をめくる喜びや幸せを感じてほしい。
そうして様々な形・概念の本を作ってきました。
今回はそんなモノの極みだと思います。

年の瀬ではございますが、当日遊びに来れる方がいらっしゃいましたら、ぜひとも本誌をお手にとってみていただきたいです。
最高の景色をお見せします。
先着で特典ペーパーなんかもあります。
とち狂って、真珠の輝きを持つキラッキラの高級特殊紙に印刷したので、なんだか大変な、ペーパーらしからぬペーパーになっています。
合わせて見てみてね!

ではでは、C97初日、12月28日 (土)の南1ホール「シ-45b」で会いましょう!
サークルは「little slow step」!
合言葉は「クスリかなにかキメてらっしゃいます?」!(やめて)
マップ的には、このへんだよ!

みんなでレッツ幻視!



ちなみに、余ったら後でどこかで通販でもやろうかと思います。
無いとは思いますが、もし無くなったら、すみません。
なに、同人ってのは一期一会の極み。そういうものなのサ!











本に関するあれやこれやもっと突っ込んだ裏話的なのは特設サイトの裏側のどこかにありますので……気になる方は探してみてください。
右クリックして開いたソースの中のどこかのファイルにあるよ。

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EDIT  |  17:48 |  お知らせ  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.09/09(Mon)

【ネタバレあり】『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』に出てきたお花を見てみよう

【!】本稿には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』のネタバレが含まれます。【!】

少しどころか、本編の全体的なお話があります。
ご覧になられる場合は、本編視聴後を強く勧めます
これは、2回目以降の視聴時の解像度を上げるための、作中に登場するお花の話をメインとした個人的解釈を含むオタクの独り言です。

繰り返しになりますが、ネタバレがありますのでご注意を

合わせてどうぞ:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に出てきたお花を見に行こう

※ 2019年9月20日:記事中盤に「相反する言葉が彩る物語」を追記



EDIT  |  18:18 |  感想 (その他)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.08/15(Thu)

全人類『映画刀剣乱舞』を見たほうがいい

ドーブライディエン。
R氏だよ。

■ 『映画刀剣乱舞』が凄かった

いろいろありまして、突然ですが『映画刀剣乱舞』を見ました。
でっかい感情になりました……ありがとうございました……。

僕はというと『刀剣乱舞』はサービス開始から半年くらいプレイしていた程度で、その後のメディアミックスについては特にこれといって触れていないのが正直なところ。
舞台やミュージカルなど、いわゆる2.5次元が人気を博していることは知ってはいたが、キャストがそれぞれまるで違うということすらついこの間知ったばかり。
そんな中、Google Play Movieで映画が100円でレンタルできるクーポンがあったので、期限はまだまだ先だけれど何か見ようかしらと思っていたところ、目に入ったんですねこの『映画刀剣乱舞』が。

なんとなしに予告を見ると……

過去を改変することを目的とした時間遡行軍が、“明智光秀が謀反を起こして襲撃した事件「本能寺の変」で、かの戦国大名・織田信長は死ぬ”という歴史を改変しようとする。その試みは過去に送り込まれた刀剣男士によって阻止され、織田信長は歴史通り死ぬことになった……はずだが、戻ってきた彼らの耳に入ったのは“織田信長生存”の一報だった。

というストーリーラインが語られ、「は?バチクソ面白そうやんけ、というかこれノッブが死なずに現代まで行き続けた異聞帯か特異点では?」みたいなことを考えてしまい、じゃじゃじゃじゃあ見ようじゃあないかとなった。実際にはちょっと違うのだけれど。

このブログにたどり着くようなオタクにわかりやすくFGOで言い換えると……

西暦1582年の日本。そこに微小な特異点反応が発見された。時はまさに“本能寺の変”の真っ只中。カルデア一行は完全な特異点へと変貌する前に、織田信長公が死なずに生き延びるという偽りの歴史を生むことで人理を脅かそうとする魔神柱の企てを阻止する。任務完了かと思いきや、帰還後も特異点反応が消えずに残っていた。実はこの特異点の発生には別の目的があり、かの地へ再びレイシフトした彼らを待っていた“歴史”とは……。

的な感じ。
出てくるのはセイバーとランサーしかいないけど。

で映画なんだけど、いや凄いんだって。
何も知らないに等しいくらいの原作知識でも十分楽しめたとか、メインの刀剣男士以外のキャスト陣もしっかりしててよかったとか、それももちろんあるのだけれど、違う言いたいのはもっと別のことなの聞いて。

■ 三日月宗近のジジイ演技力が降霊術かと思うレベルで高い

これなんですよ。
彼は主(時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者)の側近的な存在で、メインで登場する8人の刀剣男士のリーダー的存在。
審神者はおじいちゃん、三日月宗近もおじいちゃん刀、ということでふたりのジジイのやり取りが作中で何度か出てきます。
審神者役の堀内正美さんは69歳ということでごくごく自然なおじいちゃんの語りをされるのですが、三日月宗近演じる鈴木拡樹さんは34歳
でも、だ。そんな約2倍の歳が離れた鈴木拡樹さんのジジイ演技が完全にジジイのそれ。ジジイよりジジイしてる。
あれはなんだ、なんだ……?降霊術かなにかか?完全にジジイが“降りてきてる”んだよ。
鈴木拡樹さん、『アクタージュ』出れますよ。なんなら次章あたりでメインキャラにならん?なんの話だ???
他のキャストの演技もキャラクター理解が深くて、細かい動きのひとつひとつがよく研究されてると素人目にも感じられるのだけれど、鈴木拡樹さん演じる三日月宗近のそれは普通じゃない。おかしい。怖くなってくるくらいに。
「あぁこれが2.5次元ってものなのか」と感動すると同時に、そりゃあ世が夢中にもなるわけだとわかった。

他にも個人的に気に入ったのは鶯丸。
物語後半で戦闘シーンが出てくるのだけれど、その時の殺陣が美しい。あまりにも美しい。
ひらりひらりと蝶のように舞い、バッタバッタと斬り伏せる。美しい。実に美しい。
美しいしか言ってない。

あと薬研藤四郎のふとももね。
あれ誘ってますよね。えっちですよね。
舞台とかだとあのふとももが宙を舞ったりするんですか?まじですか?
いけません、それはいけませんよ……。
はい。

骨喰藤四郎、実は悠木碧さんだったりしません?しねぇか。
いや結構似てると思うんだ。

……
完全に脱線してきたので、ここではひとつ「鈴木拡樹さん(三日月宗近)のジジイ演技がヤバい」ということを覚えて帰ってください。
これはマジで凄い。これだけでも見る価値がある。
ごめんなんかずっと鈴木拡樹さんのこと考えてる。
彼は凄いぞ。

■ この映画の脚本は小林靖子さんなんですよ(力説)

さぁここからはちょっとめんどくさいオタクの話になりますよ覚悟はいいですかいいですね。

本作で脚本を担当された小林靖子さんは平成の特撮オタで知らない人はいないと言っても過言ではないレジェンドです。
予告で「えぇやん」ってなった僕の目に入ってきた次の情報がまさにこの、「脚本 小林靖子」の文字列だった。

彼女の特撮の代表作としては『未来戦隊タイムレンジャー』や『侍戦隊シンケンジャー』、『仮面ライダー龍騎』、『仮面ライダー電王』、『仮面ライダーオーズ』、『仮面ライダーアマゾンズ』など。
アニメでもシリーズ構成などで関わっていて、わかりやすいところだと『灼眼のシャナ』や『ジョジョシリーズ』などに参加されてます。

本作はゲーム『刀剣乱舞』を題材とした映画ということで、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーのような長編特撮シリーズとは全く異なりますが、そこで培ったキャラクターの動かし方や配置が垣間見えたりします
三日月宗近は間違いなく戦隊の軸となるキャラクターであり、主人公・レッドです。
その周辺を彩る様々な色のキャラクターそれぞれが彼を信じ、時には言動に疑問を抱きながらも衝突し、乗り越えてゆく。
これぞまさに特撮ヒーローの王道オブ王道。
そのエッセンスはたしかにこの映画のなかでも描かれています。
また、先に挙げた特撮作品にも刀やタイムトラベルものを題材とした作品が多くあり、今回の歴史修正刀レンジャーをまとめあげるのに「脚本 小林靖子」はまさに適任であったと言えるでしょう。
もうひとつ彼女の特徴とも言える属性を持つキャラクターが物語の随所、終盤に出てくるのですが、それはちょっとネタバレになるので、実際に見て探して・感じてみてください。
この『映画刀剣乱舞』という作品を通じて、脚本家・小林靖子さんを知ることが十分にできると思います。

ゆーて『刀剣乱舞』って女性向けコンテンツやろ?それの映画ってやっぱイケメンに囲まれてキャッキャウフフ(死語)なんやろ?って、いや待ってくれや。そんななァ、やっすいメロドラマなんてモンは一切存在しないぞ。
いいか?これは最初から最後までしっかりした時代劇映画・エンターテインメントだ。
小林靖子さんを信じろ。これは、主人公たちが最初から変身済みの戦隊・ライダーなんだよ。

……
あ、ひとつだけオタク早口いいですか。
日本号を演じられてる岩永洋昭さんはですね、小林靖子さんが脚本を多く担当された『仮面ライダーオーズ』に伊達明(仮面ライダーバース)役として出演されていたんですよ。
そんなもんだからさぁ、日本号が出てきた瞬間思わず「伊達さん!?」って声出ちゃったよね。
え?セルメダル出してきて変身しない?キュキュポンッで変身しない?大丈夫?ってなる。仕方ないね。
現行ライダーと前作のライダーが共演する仮面ライダーのクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』の仮面ライダーWとオーズ回でオーズのストーリーもメイン題材は織田信長なんだよ。
「織田信長をホムンクルスとして蘇生させた」ってことから始まる物語なんですよね。書いてて思ったけど意味わかんないねこれ。
で、仮面ライダーバースはこの時のMOVIE大戦シリーズで初めて登場したの。
そんな経緯があって、小林靖子さん脚本作品でまた岩永洋昭さんが出てきた時は思わず「うーーーーーん(オタクの顔つき)」ってなってしまったね。
伊達さんほんまかっこいいからオーズ見たほうがいい。いやそれ抜きにしてもオーズは見たほうがいい。マジで名作だから。長いけど頑張って見よう。
あとついでに、公式トップで見られるメインビジュアルの骨喰藤四郎のポーズを見てくれよ。
これ完全にベルトのコアメダルをスキャンした直後の火野映司のポーズだから。この後タトバ言うから絶対。
そこの君も腕とパンツに夢中になるがいいさ!



………
……


はいというわけでね。『映画刀剣乱舞』を見て、はえーすっごいの見た(語彙)ってなってしまったオタクのなぐり書きでした。
みんなも見よう。いろんなとこで配信されてるから。

Google Play Pointのサービス開始以降、Android端末で何度か課金したことがある人ならクーポン持ってるはずだから、今すぐGoogle Play Movieへアクセスしてほしい。
なんと100円で見られるぞ!!!!!
もし、クーポンが無くても500円で見られます。素晴らしい時代ですね。

ガチャをやめろ、『映画刀剣乱舞』を見ろ。

じゃ僕、もっかいジジイとふともも見てくるから。
みんなも見終わったら話しようぜ。

EDIT  |  21:52 |  感想 (その他)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.07/19(Fri)

人生に疲れた時に見るプロテイン/TVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』を見てください┗(⌒)(^ω^)(⌒)┛

君はもうダンベルを持ったか?
R氏だよ。

■ 『ダンベル何キロ持てる?』が面白い

ド頭から単刀直入に言おう。
7月から始まったTVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』が面白い。公式サイト

簡単にあらすじを説明すると……

食べることがとにかく大好きな女子高生・紗倉ひびきが友人である上原彩也香に最近太り気味であることを指摘され、ダイエットのために一念発起するところから物語は始まります。
紗倉ひびきが近所に新しく出来たジム「シルバーマンジム」の見学に行くと、そこには同じ学校に通う文武両道・才色兼備の優等生、奏流院朱美も見学に訪れていました。
こうして、紗倉ひびきは美しい筋肉の世界へと足を踏み入れ、筋トレに励んでいく……。

という感じ。
実に爽やかで、健全・健康的なイントロダクションですね。


■ 筋トレの知識がつくから見たほうがいい

「いや僕/私、別に筋トレとかしねぇし……」などと言い、拒絶するのはあまりにももったいない。

どういうトレーニングがどこに対して効果的なのか、どういった誤りをやりがちなのか……など、筋肉トレーニングの正しい知識を細かいところまでちょっとしたエロス 肉体美を交えて教えてくれる。
筋トレ周りのTIPSも満載。
筋トレの間違ったやり方などは体へ悪い影響をもたらす場合がある。体を壊したら大変だよね。
このアニメはそんなリスク回避にも役に立つぞ。

“体を動かすということ”は死ぬまで一生自分に関係のあること。
そのための正しい知識がここにはある。
知識は決して無駄にならない。
ふとした瞬間に役に立ち、知らず知らずのうちに人生の支えになっているもの、それが知識だ。
かなりふざけたアニメのように見えて……いや実際まぁまぁふざけてはいるのだけれど、普通に勉強になるから凄いぞ。

ドッカンドッカン笑えるようなギャグが満載とかそういうものではないけれど、疲れた時とかにぼんやり見るのに“ちょうどいい”んです。
こういう作品が必要な今の世の中だからこそ、多くの人に見てほしい。
ちょっと疲れちゃったな、しんどいな、って時に見ると元気が出てくるよ。
まさに身も心もリフレッシュ&ビルドアップできる、見るプロテインだ。


■ 放送される曜日/時間がいい

放送局及び時間は以下の通り。

・水曜日
22:30-23:00 AT-X
23:00-23:30 AbemaTV
23:30-24:00 TOKYO MX
24:00-24:30 KBS京都
24:00-24:30 サンテレビジョン
24:00-24:25 バンダイチャンネル
26:05-26:35 テレビ愛知

・木曜日
24:30-25:00 BS11


BS11以外はすべて水曜日のほぼほぼ同じ時間に放送している。
その時間もテレビ愛知を除くと、だいたい22時半~24時半とわりと早い時間。

この放送タイミングがこの筋トレアニメという性質にピッタリなのだ。
「こいついよいよ頭おかしくなったのか?(元からか)」と思われるかもしれないが、よく考えてみてほしい。

カレンダー通りの労働や学業をされているケースの場合。
水曜日・木曜日という、最も肉体的にも精神的にも疲労がたまってしんどい時に、このアニメはやってくる。
難しいことを考える必要はなく、程よい笑いと良質なアニメーションにあなたはきっと癒やされることだろう。
君の腹直筋も喜ぶこと間違いなしだ。
そしてこのアニメを見ながら、少し体を動かしてみるのもいいだろう。
きっと気持ちよく眠れるぞ。

シフト制のケースの場合……?
……。
プ、プライム・ビデオやAbemaTVで好きなタイミングで見ることができるので、疲れた時に見よう!
な!!!


■ 公式がYouTubeにアップしている動画が狂ってる

OP/EDのMV(Muscle Video)がアップされているので、まずはこれを見てほしい。





最高ですね。
EDのMVの後半にあるインタビューが特に好き。かわいい。

他にも、あのなかやまきんに君が出演している「特別トレーニング動画」シリーズがある。
なかやまきんに君が暑苦しいくらいにハッスルするのかと思いきや、彼が筋トレしてるのは第1回だけ。
以降は掛け声出してるだけ。なんだこれ。
現時点(2019/07/19)では第4回まであるので、是非ともdigって見てほしい。
なんだこれってなるぞ。


また、本アニメの次回予告は本放送中にはなく、YouTubeにアップされる。
じゃあ本放送はその時間なにをやってるのか?というと、もちろん筋トレだ
次回予告を削ってまでして筋トレ講座を入れてくるその心意気、実に脳筋 誠に感服する。

でも、これが意外と効果的。
30秒間の時間を使って、短時間でできる効果的な運動を紹介するのに最適な枠、それがこの次回予告の時間だ。
これはただの脳筋にはできない発想。天才のそれに近い。
ライト筋肉ユーザのことも考え、一緒に筋肉を分かち合おうとしてくれるその優しさに思わず目からプロテインが出てしまうね。


■ 今から見るにはどうすればいいですか?

見てみようと思ってくれてありがとう。

現時点(2019/07/19)だと、プライム・ビデオで1話と2話を見て、AbemaTVで3話を見るのが手っ取り早い。
放送はまだ3話が終わったばかり。
見るのは全然遅くない、むしろこれからだ。

TVアニメ『私に天使が舞い降りた!』で世界を感動と興奮の渦に巻き込んだ動画工房が、TVアニメ『うちのメイドがウザすぎる!』で得た筋肉描写のノウハウを存分に活かした、2019年最高の見るプロテイン。
それが『ダンベル何キロ持てる?』だ。
今すぐその手に握り締めてるゲームのコントローラーやスマートフォンをダンベルに持ち替えてこのアニメを見よう。

絶対みんなでゴリマッチョになってダブルバイセップスしような!
┗(⌒)(^ω^)(⌒)┛


僕?僕はゴリマッチョにはなりたくないかな……。


EDIT  |  18:00 |  感想 (その他)  | TB(0)  | CM(0) | Top↑
2019.06/06(Thu)

『私に天使が舞い降りた!』を見て健康で文化的な生活を送ろう

グーテンターク。
R氏だよ。

最近、疲れてませんか?
宿題、課題、試験、労働、家事、生活……つら~い現実、つらいですよね。
今日は日頃みんなが様々な要因で疲弊してしまった時に摂取してほしい作品の紹介をしようと思います。

■ 皆さん『私に天使が舞い降りた!』はご覧になられましたか?

天使、舞い降りてますか?まだ?
結構、各種動画配信サイトで「私に天使が舞い降りた!」と検索してください。それが今あなたがとるべき行動です。
配信されているサービスは列挙するのが面倒になるくらい多く、最も見やすい(と思われる)ところだと、Amazonのプライム・ビデオでも見ることができます。
配信サービスの詳細はこちらをご参照くださいまし。

(この流れどこかで……?)

そんな『私に天使が舞い降りた!(以降、『わたてん』)』のあらすじは、こう。
大学生の星野みやこはある日、小学5年生になる妹のひなたが連れてきたクラスメイトの白咲花に一目惚れをした。みやこは何とかして花と仲良くなろうと画策するが、重度の人見知りである彼女の不器用な行動は、花に警戒心を抱かせるばかりであった。それでもお近づきになりたいと努力するみやこに対し、花は次第に心を開いていく。


………
……


グッド!


いいですねおねロリですよおねロリわかります?

■ 時代の最先端「おねロリ」とは

『わたてん』はいわゆる「おねロリ」に分類される作品です。
「おねロリ」とは、百合に属する一ジャンルで、お姉さんとロリがもにょっとする、なんか、こう、えぇやつのことだ。
昨今ではおねロリ百合アンソロジー『パルフェ』が発刊されるなど、ここ数年でじわじわと盛り上がりを見せている。
ちなみに、ここで言う「おね」とは後者(ロリ)に対する実際のお姉ちゃんとは限らず、要は年上の女性を指すので注意だ。
むしろそっちは「姉ロリ」などと呼ばれることもある。(姉妹百合じゃだめなのか?)(だめなんだよ)(きっと)
日本語って難しいね。

他の「おねロリ」では去年アニメ化もされた『うちのメイドがウザすぎる!』や、よりHENTAI性(not R18)を特化させた『お姉さんは女子小学生に興味があります。』などが現在進行系でシーンを牽引している。
個人的おすすめは「おねロリ」の土台を築き上げた作品のひとつである『柚子森さん』だが……これ以上は完全に脱線してしまうので、「お姉さんとロリの組み合わせって、尊いよな……」とご理解いただけた方は後でググってみてほしい。せめて『柚子森さん』だけでも。頼む。頼む。

■ 『わたてん』を見るという行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒やしと言えるのである

閑話休題。

じゃあ『わたてん』の何がいいの?ってハナシ。
言ってしまえば「え……全部……」で終わってしまうのですが、あまりにもオタクすぎるので少し細分化してみたいと思います。

・キャラがかわいい!

もっ、最高ですね。
お菓子に目がないクソみたいな服を着る花ちゃん、みゃー姉大好きひなた、ひなた大好きでっしょー!乃愛ちゃん、みんなに頼ってもらいたい小依ちゃん、夏音ママ。
みんな個性があってかわいい。
ちゃんと子どもらしさがあってかわいいし、嫌味なキャラクターもいなくてノーストレス。
乃愛ちゃんはひなたが好きすぎてかわいい。ひなたがイケメンすぎるのが悪い。仕方ない。
金髪で小悪魔っぽいのもかわいい。最高。ホワイトリリィ!かわいい。かわいい。語彙?最初からないよ。
ひなた役のリカチマルの目すきすき侍。

・ありがとう動画工房!

ちょっとした動きや仕草があまりにもかわいい。癒やし。ぷにぷにしてる。天使。
ありがとう動画工房。ありがとうめちゃかわジャパニメーション。
画面のどこを見ても幸せがある。こんなこと、誰にでもできることじゃないよ。
過剰な演出やうるさすぎる場面もこれといって特にない。
見ていて、画面にあるものがスルスルっと体に入っていくこの感覚……そう、これが動画工房クオリティ(インターネッツ古語)
見ていて全く疲れない。ここには癒やししかない。
優しい世界。平和の象徴。国宝。文化遺産。世界遺産。真理。
『わたてん』は──まだガンには効かないが、そのうち効くようになる。

動画工房はゆるゆり、GJ部、恋愛ラボ、未確認で進行形、ガヴリールドロップアウト……挙げたらキリがない!これらのアニメを制作してきた制作会社です。
今期の仙狐さんも動画工房だよ。見てね。

・音楽がいい!

OP/EDがとにかく素晴らしい。この手のアニメの声優ユニットソングだからとナメちゃあいけませんよ。
OPの「ぜんぶポイポイポイポーイ!」の「ポーイ!」の抜けの良さは本当に気持ちいいし、スウィングジャズ調のEDは油断すると泣きます。2話の内容からのEDへの流れがエモエモのエモだから歌詞も合わせてよく聴いてほしい。

劇伴制作は伊賀拓郎さん。
鍵盤ハーモニカ等を主体とした、ころころとした音楽がこれまたかわいい。
たしかにそれは、彼女らがいる空間を支え、生きている音楽として物語を彩っている。
主張も激しくなく、正しくBGMをしておられる。劇伴とはかくあるべき。
挿入歌的なものもあるわけですが、それは本編を見てからのお楽しみということで。

実は結構物語構成がいい!

かわいいキャラクターとみゃー姉を中心としたワイワイに30分間完全に意識をもっていかれそうになりますが、1話から12話までしっかりと芯の通ったストーリーラインがあります。

『わたてん』では大学生のみやこと妹・ひなたをキーに、友だちである花ちゃんをはじめ、様々なクラスメイトや母親、みやこの高校時代からの重度のストーカー友だc……違う、部活仲間などが登場し、物語が展開していきます。
怒涛の展開をしたり、毎話がクライマックスだったりといった手に汗握るようなお話は全くない。でも女子小学生の手は握る。すべすべ。

教室で机をくっつけたり、家庭科の授業でお菓子を作ったり、通学路で蜜を吸ったあの花……今は遠き日の思い出が蘇る描写も多数出てきます。
そんな様々な季節の日常が巡っていくなかで、人と出会い、外の世界を知り、ふれあうことでみゃー姉は変わってゆく。
そして辿り着く12話Bパート。すべての答えがここにあります。
この心理描写や作画、構成にはなかなかどうして唸らせられるものがあります。
『わたてん』とは、愛の力によって一人の人間が変わっていく様を描いた成長物語、と言っても過言ではありません。いやほんとに。

ちなみに、最終話12話はAパートも少し特殊。
日常的風景が主だった1話~11話ですが、最後の12話Aパートだけは少し違い、更にここにはちょっとした視覚的トリックも仕込まれています。
それに気付いた時、あなたは自ずと12話をもう一度見て、天使たちの愛の物語の深淵へと引きずり込まれることでしょう。
ここでは12話の考察は行いませんが、場面転換に注目して見ると、その仕掛けに気付くことと思われます。

……

細分化しても結局オタクだった。


『わたてん』は間違いなく、ここ2,3年で見てきたなかでナンバーワンヒット作でした。
なんか、本当に、見ている間だけでなく終わった後の時間も気持ちが楽になる全12話だった……。

泣けるアニメだけがいいアニメなのか?
熱くなれて爽快感のあるアニメだけがいいアニメなのか?
そんなことは決してない。断じてない。
世界観がとてもよく練られた作品だとか、考察が捗る作品だとか、後世に語り継がれるべき作品はそういったものだけではないはずだ。
人間や世に様々な感情があるように、作品にも様々な顔がある。

「おねロリ」、そして『わたてん』。
これは、アニメ・漫画だからこそできる表現と作品世界のひとつだ。
そんな『わたてん』を見終わった後の心に残るほっこりした気持ち。いつの間にか消えている負の感情。
苦しい時やつらい時、挫けそうな時……『わたてん』はあなたの心の支えになってくれると思います。

『わたてん』、是非ご覧ください。

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